ブログパーツ 長が~く続けて、ゆとりある暮らし  ◇人生設計・マネープラン
No1出会えるサイト

8年前の目標と夢 そしてアラフォー最後の44歳の今は

8年前に書いたエントリーから抜粋して振り返ってみます。

現在36歳。ツレと「みみ姫(小3)」と「うさ姫(小1)」の子育て真っ最中です。
普通のサラリーマン家庭なんです。
収入も、総務省統計の全国平均以下…です。


過去のブログエントリーを読み返していると、当時と今の考え方が結構違ってきていることに気がつきます。
そのギャップは意外に面白いもので、こうした振り返りエントリーを書いたりしています。
44歳の今は、みみ姫が高2でうさ姫は中3と受験生です。
子育てを手間の面で見ると随分と楽になり、生活が変わりました。


将来のファイナンス的夢は、ファイナンスフリー(経済的自由)です。
お金のことを心配しなくても生活していける資産をもちたいです。


そういえばいつのまにかブログでファイナンスフリーという言葉を使わなくなりました。
そうありたいと思う気持ちに変化はありませんけど、大事な目標というわけでもなくなっている感じです。


ファイナンスフリーを実現するためには、目標を「60歳で1億円の資産をつくる」に設定しています。
夢は大きく持っていたいです。
さらに夢を大きく、投資の成功の暁には「50歳で1億円の資産をつくる」を夢として持っています。


「60歳1億円」という目標はずっと変わっていないですが、実際はそれほど必要ないとも思っています。
これも物価次第、インフレ次第ですけど。
当時のファイナンスフリーのイメージが、1億円の資産で年5%運用し、毎年400万円(税引き後)あればお金の事はきにしなくてよいという発想だったのですが、実際年5%の運用は簡単ではないことが分かりましたし、1億円を死ぬまで保持して何の意味があるのかと思います。
その部分の気持ちのずれが生じているんでしょうね。


投資はまだまだ初心者です。
投資の目標を「1年の生活費(約180万円)を投資で稼ぐ」に設定しています。
目標達成はいつになるか?見当もつきません…。


年間180万円の投資利益は、41歳時点では夢のまた夢で、なんせ現在+900万円になっていないといけないのにマイナスという現実がありました。
44歳の今は、アベノミクス相場を経てプラスになっているのですが、プラスだとかマイナスだとか、運用利回りが○%だとかにあまり興味がなくなりました。
資産形成そのものに対して強い興味を抱いていた時期が過ぎ去ってしまったようです。

確かに投資を始めて数年は+年180万円くらいのペースだったかもしれないですが、リーマンショックを経験してしまうと、資産価値なんて大きく変動するので今がいくらだからって明日はわかんないわけです。
でも、円キャッシュだけを保有しているのは怖くてできませんし、それなりのバランスがとれていればいいかなと。

別に投資収益でなくても、給料以外で新たな収入があればいいわけです。
当時は投資の成功を自分の自己実現のように考えていた面があり、今はよりいろんな収入源を増やすことを大切にしたいです。
もちろん投資もその1つ。
ツレのパートも個人事業主挑戦も将来の布石です。
定期預金や債券の金利収入もそう。その他もなんでもいいわけで、給料以外に収入があればよいわけでしょう。
今は残念ながら生活コストが上がって年180万円では生活できてないですけどね。

それと投資成果に年間目標を持つことを放棄しました。
向き合わなければいけないのはリターンではなく、リスクだと分かったからです。
リターンは得られるものをありがたくいただければいいし、環境が悪ければ短期投資でない以上、利益は上がらないので考えても仕方がないというか。
投資のリターンはおまけなんだと考えています。
だから資産推移の記録では投資成績分は加味していません。
最悪なのがリターンの目標に気を取られリスク管理をおろそかにすることですね。事態は急変しますし、そうなれば地獄ですもんね。


目標を管理する
普通のサラリーマン家庭でも、「資産1億円」を目指すと言うのがコンセプトです。
投資で1億円というのではなく、「節約で1億円」を基本に考えます。
投資はその目標達成を早めるためと考えます。
その目標は、エクセルで管理しています。
月々に●●円貯蓄、ボーナス月に○○円貯蓄という感じで、延々と60歳まで計算したライフプラン表です。
毎月月末に、金融資産の確認をしています。

アセットアロケーション(資産配分)にも取り組んでいます。
日本株、中国株、米・欧州株ファンド、外国債券、外貨MMFなどに分散投資しています。
3箇月に1回、資産配分のチェックを行っています。


節約という言葉ではなく、支出のコントロールという言葉を使っています。
お金を使わないという節約的思考ではなく、お金を上手く使うという意味合いで、節約的要素も含んでいますけど、楽しみにお金を使うなどメリハリをつけた支出をしたいと思っています。
別に節約だけで1億円めざさなくても、「資産形成の5つの要素と公式」で書いているあらゆる要素の総合力で達成すればいいと思います。

このライフプラン表は今でもつづけていて、我が家の家の歩みの歴史であり財産です。


抱負とこれから
普通のサラリーマンでも、「1億円の金融資産」を持てるを実践したいと思っています。
すごく遠くて…長い道のりです。
節約生活は、我家では最強の武器です。
節約で生み出した余剰資金は、投資に活用できます。
IPOの抽選参加だって、立派な収入源です。
ネットでクリックポイントを稼ぐのだってそうです。
これから教育資金という大きな壁を越えないといけません。
その養育費・学費は、2人で4760万円…家よりも高い壁です。
なんとか、踏ん張ってがんばっていきたいです。


普通のサラリーマンでも、シングルインカムでも「1億円の金融資産を持てるという実践記」がブログをはじめたきっかけです。
それは今も変わりません。その基本に沿っていろいろ書いてきました。

書いていることはほとんどが実践してきたことやその過程で感じたことです。
もちろん、ブログでの交流の中でいろんな人の影響を受けましたし、考え方も変化してきました。
この分野で頑張っている人のいろんな考え方を学ぶにつれ、これから頑張ろうと思っている人にとって、ヒントのなるようなことを書くようにと意識してきました。
このブログを立ち上げたのも将来の娘たちに残すためで、だからこそこうして過去のエントリーを修正しているんです。
時に頓珍漢なことも書いているわけですが、面白いと思った部分をヒントにしていただき、変なところはバッサリ切っていただきたいと思います。
 

娘たちはそう遠くないうちに我が家から旅立っていきます。
残り少ない一緒に過ごす時間を大切にしたいです。
40歳で人生の折り返し地点を過ぎ、子育てとしても中間点を過ぎていくなかで、「残された時間」の大切さをひしひしと感じています。
今回は目標や夢を8年前と比較したわけですが、「残された時間」という意識が8年前と明らかに違うんです。

資産形成も大事ですが、「丁寧に生きること」に視点が移ってしまっているんです。
資産形成がどうでもいいという訳ではないですが、そもそも何のために資産形成をしているのかを考えた時に、「ゆとりある暮らし」とか「丁寧に生きること」につながるからなんです。

資産が少ないうちは資産形成1本で走るのもありです。
そういう時期も必要だと思います。
そういう時期を経験するからこそ、何のために資産形成するのかを立ち止まって考えた時に、答えを探し始めるんだと思います。
ただ、将来の不安から少しでも解放されたいという資産形成から、自分なりのストーリーが描けるまでには、やはり資産形成を意識しなくてはいけない時期があるんだと思います。
我が家も将来の不安から少しずつ解放され始めた時、また新たなスタートを踏み出しました。
そのリ・スタートが、このブログのタイトルを「長が~く続けて、ゆとりある暮らし」と改めた時だったのです。 

 



このエントリーは、2006年に書いたエントリーを修正しています。

「人生設計をたてる」の見出しへのリンク⇒エントリー一覧(ホームページ)へ 
  
 
  • はてなブックマーク - 8年前の目標と夢 そしてアラフォー最後の44歳の今は
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : 人生設計を考えよう
    ジャンル : ライフ

    ずさんな家計を整えました。 ずぼらさんのためのお金安心塾(簡単家計簿の考え方と作り方)

     
    複式簿記を勉強してきて家計簿には一般的な収支をつける損益計算書型家計簿とストックを記録するだけの賃借対象型家計簿の2種類あると考えました。
    んだなということです。
    そしていわゆる家計簿をつけいていない我が家もまた、賃借対象型家計簿(ずぼらな方におすすめのかんたん家計簿)をつけ続けてきたことに気が付きました。
    我が家は毎月月末に総資産を集計して記録し続けてきたことが実はカンタン家計簿だったという考え方です。

    (関連するエントリー)損益計算書型家計簿と賃借対象型家計簿(ずぼらな方におすすめのかんたん家計簿)

    上記エントリーに、興味深い拍手コメントをいただきました。

    こんにちは。こちらの記事を読んで、上大岡トメさんの「ずさんな家計を整えました」という本を思い出しました。こちらの記事と共通することが書いてあったような気がします。



    我が家の総資産の記録は、いわゆる一般的な家計簿とは違いますし、これをわざわざ無理やり家計簿と言い切るつもりもありません。
    ただ家計管理の代名詞ともいえる「家計簿」という概念を使って、別の家計管理方法があるといいたかっただけです。
    しかし、この拍手コメントには「ずさんな家計を整えました(著者:上大岡トメ)」と共通していると書かれています。
    本のタイトルだけ見ればファイナンシャルプランナーか家計アドバイザーの方が著者なのだと想像します。
    細かい内容まで興味がありませんが、レビューなどで大まかに書かれていることを見てみたいと思いました。


    「ずさんな家計を整えました。 ずぼらさんのためのお金安心塾(著者:上大岡トメ、監修:畠中雅子)」

    畠中雅子さんの切れ味鋭さが好きなので、面白そうな本だと感じました。

    生まれてこのかた家計簿をきちんとつけたためしがない。カードの引き落としができずに未払い…など、お金に関することは何もかも苦手…な上大岡トメさんが、一念発起して正面からお金に向き合います。
    家計簿をつけなくても、節約ができなくても大丈夫! 「特別出費の把握」、「年に2回の通帳チェック」、「生活能力のアップ」をキーワードに、豪快かつとっても頼りになるフィナンシャルプランナーの畠中雅子先生が、苦手意識から引っ張り上げてくれます! 「お金に対する苦手意識を克服する! 」「お金の行き当たりばったりから脱する! 」が最終のゴールです。



    「家計簿をつけなくても、節約ができなくても大丈夫!」ということですから、家計簿という概念ではないということですね。

    ■特別出費の把握
    ■年に2回の通帳チェック
    ■生活能力のアップ

    がキーワードみたいです。

    レビューを要約して中身を想像してみます。

    ・家計管理は几帳面にするイメージがあり続かないが、家計簿をつけずにシンプルで実行しやすいアドバイスを得られた。
    ・大きなポイントを押さえて楽にやっていけば良い
    ・マンガなので入り込みやすい本。
    ・目の前の細々したやりくりだけではなくて、子どもの教育資金や老後資金などライフプラン全体を考えて初めて「家計簿」が活きる
    ・ずぼらな人向けの家計簿として使うところ、あえて捨てるところを切り分けて書かれています。
    ・特別出費と言われる日々の家計以外の大きい金額のものの管理が大事
    ・普段の家計は年2回だけ締めてお金の推移をおおまかに全体を見る

    確かに我が家のやり方と通じる部分がありそうです。
    畠中雅子さんも自称ずぼらということのようで、要するにずぼらならずぼらなりのやり方を考えればよいだけの事ですね。
    ずぼらな方の発想というのは、例えば、食費をいくら削り、光熱費をいくら節約しみたいな話より、どこからでもよいけど先月よりいくら貯金を増やすというようなものです。

    要するに細かいことはどうでもいいというところから始めるということなのですが、逆に言えば全体を大まかに見るということでもあります。
    ですので、家計簿は細かくつけなければいけないとか、他の人のやり方と合わせないといけないとか、きちんとやろうとすればするほど案外視野が狭くなることもあるんじゃないでしょうか。

    細かくつける損益計算書型家計簿であろうと、大きなところしか見えない賃借対象型家計簿であろうと、その記録から何かを分析し、戦略を練り、実行しフィードバックしなければ効果はありません。
    「毎月末に総資産の記録【現状把握】⇒目標より増えたかをチェック【分析】⇒増えていても減っていてもおおざっぱに検証【戦略】⇒実践【実行】⇒毎月末に総資産の記録【現状把握】⇒…」という繰り返しになっているかが大事なんですよね。

    総資産の推移を記録していくと、「子どもの教育資金や老後資金などライフプラン全体」もその延長線上に見えてきます。
    月々の家計簿をつけることは家計管理としては最適かもしれませんが、それだけでは人生設計は見えずらいです。
    最初の5年くらいは、月5万円の貯金を月8万円にするというような狭い視野の目標で構いません。
    でもそうしたことを繰り返していくうちに人生全体が視野に入ってくるようになればいいと思います。

    35歳くらいで人生設計を立てられれば、子どももまだ小学生くらいでしょうし、充分だと思います。
    逆に40歳代になっても人生設計を立てられないようでは、もう子どもの教育費を準備する時間が少なくなってしまいます。
    独身や、こなし、子どもが小さい間という最高のため時を逃してからのマネープランは厳しいものになるでしょう。

    フロー(お金の流れ)を記録する「損益計算書型家計簿」だけでは、人生設計マネープランを作ることは難しいです。
    家計簿を何のためにつけるのかはそれぞれ違うと思いますが、ストック(総金融資産)を記録する「賃借対象型家計簿」をつけることはマネープランを作るための必須条件です。
    家計簿をつけて金融資産が増えていく中で何を見るのか、そしてずぼらな人はそのために必要な部分の何を記録して、面倒な何を捨てるのかを考えてみるのが大切だと思います。
    人と違っても構いません。
    我が家は、逆に人と違っていたからこそ、他人の価値観と距離をうくことができたとさえ思います。
      

      
      
  • はてなブックマーク - ずさんな家計を整えました。 ずぼらさんのためのお金安心塾(簡単家計簿の考え方と作り方)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : アセットアロケーション(資産配分)
    ジャンル : 株式・投資・マネー

    損益計算書型家計簿と賃借対象型家計簿(ずぼらな方におすすめのかんたん家計簿)

       
    ツレの個人事業主としての青色申告申告を行うために、いろいろ手伝う中で複式簿記を勉強してきた中で特に感じたことは、家計簿には「損益計算書型家計簿」と「賃借対象型家計簿」の2種類あるんだなということです。
    「損益計算書型家計簿」とか「賃借対象型家計簿」とか言われてもなんのことか分からない人が多いと思います。





    <いわゆる家計簿といわれる損益計算書型家計簿>


    一般的な家計簿としてなじみが深いのは「損益計算書型家計簿」の方です。
    「損益計算書型家計簿」を一言で言えば、お金の入りと出をすべて記録する家計簿ということです。

    みなさんが家計簿と言っているのは、お給料がいくらで株の配当金や銀行の利息がいくらでという感じで収入を集計して、食費にいくら、文房具にいくら、水道代がいくら、ツレのおこづかいがいくらという感じで支出を集計する方のことですよね。
    これは複式簿記でいう「損益計算書」というものに相当するのですが、要するに全てのお金の流れ(キャッシュフロー)を把握しようとするものです。
    「損益計算書」では、売上金額があって売上原価を引いたり、必要経費を引いたりしてその年の収入を計算します。

    詳細に収入と各支出が書かれている家計簿ブログもあって、あこがれの家計簿ブロガーの一人や二人いるのではないでしょうか。
    単に支出の記録にとどまらず、しっかりと予算を立てて実際の支出との差を分析したり、なにを工夫しているのかも書かれていたりと、すごく勉強になるという方も多いと思います。





    <ずぼらな方におすすめの賃借対象型家計簿>


    ずぼらな方におすすめのかんたん家計簿についてご紹介します。
    我が家ではこれまで家計簿をつけていないと主張してきましたが、これは決して家計簿を否定しているわけではありません。
    面倒で時間がかかるというデメリットを許容できるならば、家計簿はつける方が望ましいと考えています。
    しかし、それはあくまで一般論としてです。

    我が家がどうして家計簿をつけていないのかといえば、単に面倒だからです。
    一時期付けた時期もありますが、続きませんでした。
    実際のところ家計簿をつけ続けている家庭の方が少数派ではないでしょうか。
    家計簿をつけられない理由は人それぞれでしょうが、付けた家計簿を生かしきれていないことと、やはり面倒だということが大きいと思います。

    我が家では、毎月月末に総資産を集計して記録しています。
    「人生資金計画」というたいそうな計画書兼記録簿をつけることを家計簿の代わりとして、これはこれですごく効果があると主張してきました。

    ただ貯金をするだけならこれで十分と考えています。
    要するに、総資産が目標以上に増えていればOKということで、「支出のメリハリがどこでついているかなど別に確認しなくても貯金できていればいいやん」という考え方です。
    我が家では投資の損益を補正することで、貯金などによりどれだけ前月から増えたか、目標と比較してどうかというチェックをしています。
    目標に足りないことは稀ですが、急に車を買ったとかの原因がなければ、何に使ったかを思い返すようにしています。

    貯金を増やそうという場合には、とにかく貯金目標額を上げ、それに見合うだけ天引き貯金額を上げてしまいます。
    どの支出から捻出するかなどは、ほとんど考えたことがありませんが、いつのまにかそれだけの貯金に耐えられる家計になってしまうようです。

    我が家では家計簿をつけていないというのは間違いないですが、そういう意味では複式簿記で言う「貸借対照表」をつけ続けてきたといえます。
    青色申告で作成する「貸借対照表」というのは「資産負債調」という意味合いがあり、左に資産の部そして右に負債・資本の部があります。
    資産の部では、現金がいくら、その他預金がいくら、売掛金がいくらという区分となっていて、我が家の家計の置き換えると、現金でいくら、預金でいくら、株でいくら、外貨でいくらみたいなものになります。

    つまり我が家でつけ続けてきた「人生資金計画」というのは、「貸借対照表型家計簿」といえるものであり、そういう意味では我が家も一般的には家計簿と認めれてもらえないかもしれませんが、家計簿をつけ続けているといえなくはないですよね。
    細かい支出を把握していなくても、「将来用の預金口座残高が目標どおり増えていけばいいやん」という考え方であれば、それに見合った「貸借対照表型家計簿」というのは将来用の預金口座の記帳のみでOKということです。

    そんなもんで貯金ができるのかという疑問を持つ人もおられると思います。
    貯金額が目標に達していなければ、その時にその月の支出をチェックして、あるいは箱に無造作に放り込んでいたレシートをチェックして支出を改善していくことが大切です。
    我が家の場合はたまたまそういうことすらやらずに、天引き貯金額を強引に少しづつ増やしていき生活していくというスタイルでこれまでやってきました。

    「損益計算書型家計簿(一般的な家計簿)」であれ「賃借対象型家計簿(総資産把握のみ)」であれ、目標や目的に合わせた活用をすることが大切です。
    我が家と同様にずぼらなでめんどくさがり屋な人におすすめなのが「賃借対象型家計簿(総資産把握のみ)」です。

    いずれにせよ資産形成の観点で言えば、家計簿をつけること自体にはそれほど意味がありません。
    どんな形の家計簿にせよ、活用しなければ意味はないんです。
    だからこそあこがれの家計簿ブログのまねなどする必要もなく、自分なりの資産形成の形と家計簿の形が一致するよう自分で考えていくことが資産形成の近道となるんだと思います。

    「損益計算書型家計簿(一般的な家計簿)」の弱点は、クレジットカード払いが1カ月先とか2カ月先の支払いになる点です。
    モノやサービスは受けたのに支払いが先になると、収入と支出のバランスがわかりにくくなります。
    数か月後には反映されるので、我が家ではもはやそれすら気にしていませんが、まめな性格の方ならそんないいかげんさは許せないと思うかもしれませんね。

    「損益計算書型家計簿」と「賃借対象型家計簿」にはそれぞれ一長一短があると思いますが、性格との相性もあるかと思います。
    すぼらで多少ののいいかげんさを許容できる人ならば「賃借対象型家計簿」もあるだと思います。
    一方、マメな性格できっちりしたい人は、きっと「損益計算書型家計簿」と「賃借対象型家計簿」の両方をつけておられると思います。

    1つだけ確かなのは「賃借対象型家計簿」のみでいく人は、「ある程度のいいかげんさを許容する」必要があります。
    最初は慣れなくても数年ほどつけ続ければ、だんだんといいかげんさの許容度はあがってきます。
    きちんと目標を達成していれば、細かいことにこだわる意味が薄まるという感覚です。

      
      
  • はてなブックマーク - 損益計算書型家計簿と賃借対象型家計簿(ずぼらな方におすすめのかんたん家計簿)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : **暮らしを楽しむ**
    ジャンル : ライフ

    人生設計と資産形成と家計のバランスシート(貸借対照表)



    <まず純資産を把握しよう>

      
    人生設計をたてる上でも、投資するための準備としても、またおカネを遣う上でも、今、資産をどのくらい持っているかを知っておく必要があります。

    「あなたの資産は今どのくらいですか?」という質問に対して、すぐに答えられるでしょうか?

    私は答えられます。

    なぜなら、月1回、純資産を算出しているからです。


    なぜ、こんなめんどうなことをしているのか。
    それは、「資産の現状把握することが人生の戦略作りの根本になるから」です。

    でも、月1回もする必要はないかもしれません。
    私の場合は、結婚当初から毎月1回、総資産の記録を付けていました。
    また、資産運用を行っているので投資している分は大きく変動していきます。
    変動の大きさを把握するためには、月1回か四半期に1回くらいの算出をやっておくと便利だと思います。

    資産の変動の大きさの把握だけでなく、マネープランに対しての成果を把握する意味でも、純資産の算出はしておく方がよいと思います。


    純資産を把握するためには、資産と負債を把握する必要があります。

    ■純資産=資産-負債


    資産というのは、現金・預金・債券・株式(時価)・保険(解約返戻金)・耐久消費財(売却時価)・住宅(売却時価)・土地(売却時価)などのことです。要はプラス部分ということですね。
    一方、負債というのは住宅ローン・車ローン・カードローン・クレジット払い残高などのことです。要は借金ですね。

    資産だけを把握して貯金があったとしても、住宅ローンなどの借金があれば、純資産はマイナスかもしれません。
    住宅を時価評価した場合、買値を下回る事が多いですからね。

    純資産とは、「何もかも精算した時にいったいいくらなのか」ということです。




    <純資産と家計のバランスシート>


    バランスシート(賃貸貸借表)という言葉を聞いた事がありますか。
    バランスシートとは、「ある時点における資産、負債、純資産の状態を表す表」のことです。

    「借金も資産だ」という人もたまにいますけど、そんなのは高いインフレ状況などという、かなり特殊な状況において言えることです。
    デフレの状況下では、そのような感覚を持つ人は少ないはずです。
    「家計のバランスシート」というは、企業における「貸借対照表(バランスシート)」と同じような感じで家計にアレンジして作るもので、家計の資産状況を算出することを目的としています。

    一般的に「家計のバランスシート」を良くするというのは、「純資産」を増やすという事です。
    例え、負債があっても、それ以上に資産があれば、純資産はプラスになります。

    では、ただ「純資産」だけ意識していればいいのでしょうか?
    やはり、「資産」と「負債」も把握しておかなければ、人生の戦略を考えにくくなってしまうと思います。
    その辺を分かりやすく表という形にするのが、「家計のバランスシート」です。


    家計のバランスシートを作るには、以下の質問に答える必要があります。

    ■あなたが保有している資産の現在評価価値はいくらですか。
    ■あなたが背負っている負債の総額はいくらですか。
    ■資産から負債を差し引いた純資産はいくらありますか。


    その質問への回答をするのに、このような表にまとめるのが分かりやすいです。

    jyunsisann.gif

    上の図をクリックして頂くと図が大きくなります。

    左側に「資産」、右上に「負債」、右下に「純資産」がきます。
    資産と負債を埋めていくことによって、自然と純資産が計算されます。

    先程の式を並べ替えて、

    ■資産-負債=純資産

    という形の方が分かりやすいかもしれませんね。





    <家計のバランスシートと住宅ローン>


    家計のバランスシートを作ってみると、資産と負債が一目瞭然になります。
    資産より負債が大きければその家計は破たん状態といえます。
    これは恐ろしい状態です。
    負債の返済が迫られた時、実際にその負債を返せなければ、現実に破たんとなります。

    では、純資産が大きくマイナスだった場合、実際に破たんするのかといえば、そうでない場合があります。
    それは、一定の契約に基づく住宅ローンなどの長期の借金の場合です。
    (住宅も資産ですが、買った値段より売れる値段の方がかなり安いという前提の話です。)

    住宅ローンは、20年とか35年とかの長期間にわたり利息を支払う代わりに定期的に返済していく契約ですので、返済が滞らない限り返済を迫られないということですから、現実に破たんはしません。
    しかし、何らかの事情で収入が途絶えた場合、返済不能に陥り現実に破たんする恐れがあるのは言うまでもありません。
    そういう意味では、住宅ローンを抱えるというのはリスクの高い家計環境にあるということです。
    だからこそできるだけ早く純資産をプラスにするように努力したいところです。

    普通、住宅ローンを組む時はこういう流れでは考えません。
    おカネが溜まるまで家を買えないのでなく、「いずれ返せる訳だから住宅ローンを借りて今買うってありでしょう」と考えます。
    支払いさえ遅れなければ問題ないよ。
    でも、ひょっとして返せなくなる事もあるのでよく考えないとな…。
    というような流れが多いのではないでしょうか。

    我が家もそんな感じで、ほとんど衝動買いでした。
    その時は家計のバランスシートは作っていませんでしたが、純資産は把握していました。
    不動産や保険資産については評価から外していたので、純資産が大きなマイナスでした。

    この不動産や保険資産を評価しないというのは、バランスシートの基本的な考え方ではありません。
    すべての資産と負債を把握しようと言うのが、バランスシートの考え方です。
    でも、個人が自分の家計におけるバランスシートを作る時に、必ずしも企業と同じようにしないといけないとは思いません。

    そのあたりについては、次回のエントリー「まず家計のバランスシートをつくろう」で、我が家の「家計のバランスシート」の中身を確認しながら書いていきます。
      



    <純資産を把握する効果>


    実際に、家計のバランスシートを作る前に大切な事を書いておきます。
    純資産を把握する意味は、家計の現状を知るということです。
    現在位置を知らねばゴールまでいく道を見つける事は困難です。
    そもそも現在位置を知らなければ、どこをゴールにするのかを決める事すら困難になります。

    それでなくてもゴールを決めるのは困難なことです。
    どうあがいてもたどり着けないゴールを目指しても絵にかいた餅でしかありませんし、そもそも何のために資産形成するのかなんかは、生きて、生き続けてこそ見えてくるものでもあります。

    純資産を定期的に把握することにより、純資産の増加スピードなどを知ることができるので、いつごろどの位の資産になっているかを推定できるようになります。
    投資をしている場合、その変動も純資産に反映されますから、投資が家計に与える影響も見えてきます。

    純資産を継続的に記録していく事で、たくさんの情報を得る事ができるので、家計のバランスシートの作成とその定期的な記録は絶対お勧めします。





      

    このエントリーは、このエントリーは、2011年8月15日にUPした記事を修正しています。
    このエントリーは、このエントリーは、2009年11月17日にUPした記事を修正しています。


    (関連するエントリー)
    ■家計のバランスシートをつくろう

    「人生設計をたてる」の見出しへのリンク⇒エントリー一覧(ホームページ)へ 
      
  • はてなブックマーク - 人生設計と資産形成と家計のバランスシート(貸借対照表)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : 人生設計を考えよう
    ジャンル : ライフ

    エクセルでキャッシュフロー表を作成して将来の家計管理

     
    我が家は、2種類のマネープランを持っています。
    正しくはマネープランといえるものではないのかもしれませんが、キャッシュフロー表形式の方は、一般的にファイナンシャルプランの世界でも使用されている形式を使っています。
    毎年、年末に総資産を集計して、年始に「キャッシュフロー表」を見直すことを習慣にしています。




    <キャッシュフロー表とは>

    【キャッシュフロー表とは】
    「キャッシュフロー表」とは、現在の収支状況や今後のライフイベントをもとに、将来の収支状況や貯蓄残高を想定して表形式にして、おかねの流れをまとめたものです。
    家計の長期的な見通しを立てて、将来の資産や収支が赤字にならないか、どの程度の資産になるかをチェックするために使えます。



      キャッシュフロー表

    私は自作のキャッシュフロー表をエクセルで作っていますが、エクセルでいったん作ってしまえば、自由にカスタマイズできるという楽しさがあります。
    自分の人生を自由にカスタマイズできますと書きたいところですが、実際は現実をつきつけられて愕然とするケースがほとんどです。
    直視できないほど厳しいものなのです。
    でも、そんな中でもがきながら資産形成を長く続けていると、将来が明るくなっていくことを確認できるのもキャッシュフロー表のいいところで、5年は継続してほしいところです。
    最初は厳しくても1年1年着実に改善していくことがとても大切だと思います。

    さて、上記のキャッシュフロー表は、私の自作のものではありませんが、形式のベースとして使った日本生命保険相互会社の「必要保障額シミュレーション」におけるキャッシュフロー表です。
    この保険会社がおすすめだとかではないですよ。念のため。

    ポイントは、形式のベースになることと、自分なりの数字を詳しく入力できることで、1つ1つの数字を自分なりに入力すること自体が、自分の現状と課題を把握するきっかけになります。
    家計簿をつけることは大事だと思いますが、将来をマクロ的に見る上で、このエクセルでの自作キャッシュフロー表づくりはおすすめします。

    (関連するエントリー)人生設計・キャッシュフロー表のエクセルでの作成方法




    <キャッシュフロー表を作った感想>


    キャッシュフロー表を作成する際によく言われているのは、「将来の目標や夢」をキャッシュフロー表に反映させましょうです。
    目標とか夢とかがなくても、とりあえず「マイホームが買えるかな?」とか「子どもの教育費が準備できるか?」みないな切り口でも十分だと思います。

    実際すべての望みを反映させるととんでもなく惨めな思いになることでしょう。
    キャッシュフロー表の真価は、そこから何を優先すべきかを考えることにあるのです。
    キャッシュフロー表は、作ったら終わりではなくて、自分の目的に合わせてカスタマイズすることとその目標管理に使えるということです。
    私がキャッシュフロー表を作った時点では既に、家を買って住宅ローンを完済した後でしたが、教育費の準備には活用させてもらいました。

    キャッシュフロー表を作成すると、怖くなるというか、凹むことが多くなります。
    なぜなら、いろんな不安をお金に面ですべて解消することは不可能に近いことだからです。
    キャッシュフロー表を作成すると愕然とする人が多く、もうみたくないという人も多いそうです。
    我が家の家計の現実と将来性に目をそむけたくなるのをぐっと我慢してお金の問題と向き合えるかどうかが大切だと思います。

    そういう習慣を長く続けているといいことがあります。
    資産形成を頑張れば頑張るほど、キャッシュフローが良くなっていくことが目に見えてわかるからです。
    これはすごくモチベーションの維持に役立ちます。
    不安を感じる部分の1つが、解決しそうだという目処が立つということが、どれほどヤル気を起こさせるかは、体験した人にしかわからないことです。






    <キャッシュフロー表なんて意味がない>


    「キャッシュフロー表なんて意味がない」と思っている人も多いと思います。
    こうして資産形成の事を書いている私ですら、「キャッシュフロー表なんて意味がない」と思わなくはないのです。
    なぜなら、将来の事は予想できないからです。

    民主党政権が終わり自民党政権になった瞬間に、円安に株高になりましたが、1年前にこうなることは知りませんでした。
    また、円安に株高になってきていても、1年後は景気が良くなっているかどうかはわかりません。

    1年先の金利も分かりませんし、デフレのままなのか、インフレになっているのか、自分の仕事先がどうなっているかも分からないんです。
    それなのに、数十年先のキャッシュフローが分かるはずがありません。
    キャッシュフロー表を作れば、数十年先を見とおせる気分になりがちですが、そんなのは数年もすればちょっと違うことくらいは分かってきます。

    将来を予想するという意味においては、私は「キャッシュフロー表なんて意味がない」と思います。
    それは「キャッシュフロー表」に期待することのピントがずれているわけです。
    将来を見通すことはできないけど、自分の中に「将来がこうなっていくだろうという基軸をつくる」くらいは期待できます。

    今のままインフレにならなければ、10年後はこのくらいの資産を持てるだろう。
    子どもの教育費でオール公立ならばいけそうだけど、もう少し貯金をふやさないと私立大学は厳しいかもしれない。
    2%のインフレになった時、資産の目減り具合はどうなりそうかな。
    子どもが大きくなった時に、働きにでたらどう言う風にかわるかな。

    いろいろな将来の目標や課題を踏まえて、キャッシュフロー表を作っているうちに、自分なりの基軸ができてくると思います。
    子どもの教育費だってそれなりに調べて、自分なりに考えなければ、数字を打ち込むことすらできません。
    いろいろやっているうちに、びっくりするほど勉強しているものなんです。

    ファイナンシャルプランナーさんに作成して貰ったキャッシュフロー表は、自分で作った訳ではないので、本当の意味が分かっていない場合があります。
    本当の意味というのもこれが答えという共通の正解があるわけではないので、自分なりに感じれるかどうかというものです。





    <キャッシュフロー表で将来の家計管理>


    「キャッシュフロー表で将来の家計管理」ができるのかといえば、正直なんともいえません。
    キャッシュフロー表を作って見直し続けてまだ10年もたっていない私にはその答えはまだ見えません。
    私にとってその答えがわかるのは、リタイア後だと思います。

    リタイア後の生活をいろいろ想定しながら現在のキャッシュフロー表ができています。
    キャッシュフロー表は、1つだけではなく、条件を変えて2つ作成しています。

    家計管理の代表的なツールは、やはり「家計簿」です。
    この家計簿とキャッシュフロー表がしっかり連動できるのであれば、キャッシュフロー表で将来の家計管理もいろいろ類推しながら可能なのかもしれませんね。
    我が家は、家計簿をつけていませんので、家計簿の効果はわかりません。

    とにかくいろいろやってみることだと思います。
    いろいろやっていくうちに自然に身に付いてくること自体が、将来の家計管理には重要なんじゃないかという気がしてなりません。






    「人生設計をたてる」の見出しへのリンク⇒エントリー一覧(ホームページ)へ
     
  • はてなブックマーク - エクセルでキャッシュフロー表を作成して将来の家計管理
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : **暮らしを楽しむ**
    ジャンル : ライフ

    平均初婚年齢(平均結婚年齢)と母親の平均出生時年齢の推移と分布(男性、女性)

     
    私の身近な人が結婚することになったんですが、20代前半で結婚した私にとっては、この40代にもなると遠い昔の話のようにも感じられ、後輩が結婚するということはあっても、身近な人や友人が結婚するという話はほとんど聞かなくなっています。
    ふと、初婚年齢がどうなっているのか気になったので調べてみました。





    <平均初婚年齢と母親の平均出生時年齢の推移>


    内閣府が、年1回発表している「子ども・子育て白書」を見ると、「平均初婚年齢と母親の平均出生時年齢の年次推移」の2010年までのデータがありました。

    平均初婚年齢-2
    ※子ども・子育て白書平成24年度版より「平均初婚年齢と母親の平均出生時年齢の年次推移


    「平均初婚年齢」と「母親の平均出生時年齢」の年次推移が分かりやすいグラフがありました。
    このグラフは女性のみのグラフとなっていて、右肩上がりであることから、少しづつ女性の晩婚化が進んでいるようです。

    男性の初婚年齢については、過去のデータが探せていませんが、分かり次第埋めるとして、女性と同様に晩婚化傾向にあるようです。

    平均初婚年齢(男性、女性)
    男性の平均初婚年齢女性の平均初婚年齢
    2010年30.5歳28.8歳
    2009年30.4歳28.6歳
    2008年 28.5歳
    2007年 28.3歳
    2006年 28.2歳
    2005年 28.0歳
    2000年 27.0歳
    1995年 26.3歳
    1990年 25.9歳
    1985年 25.5歳
    1980年27.8歳25.2歳
    1975年 24.7歳


    日本人の平均初婚年齢(2010年時点)は、男性が30.5歳、妻が28.8歳になっていて、上昇傾向が続いています。

    初婚年齢別婚姻数-2
    ※子ども・子育て白書平成24年度版より※子ども・子育て白書平成24年度版より「初婚年齢別婚姻件数

    こちらは、初婚年齢別婚姻件数(男性、女性)のグラフですが、一見、ちょっと分かりにくいですね。
    初婚の年齢(各歳)別の婚姻件数の構成割合を示しているので、女性の場合のように過去から現在にかけてピークが右にずれていくイメージに見えるのはどういう傾向なのかといえば、「ピーク時の年齢が上昇するとともに、その年齢が占める割合は低下し、高い年齢の割合が増加している」ということだと思います。
    男性の場合は、それほど大きく変化はないなという印象なので、男性が女性よりも晩婚傾向にがあるということになりますかね。

    日本人の平均初婚年齢(2010年時点)は、男性が30.5歳、妻が28.8歳というのは、あくまでに平均値なので、極端に若い人や、極端に高齢な方が平均値に大きな影響を与えているのかもしれないという目線でグラフを眺めているのですが、若い側はそうでもないなと感じますが、40歳以上がかなり増えているようにもみえますので、極端に遅く結婚する人が増えてきている可能性もあるのかなと思います。

    また、初婚年齢を県別に調べたサイトなどを見ていると、「東京や大阪など都市部で初婚年齢が高く、地方で低くなっている。」という傾向があるようで、「家賃や最低賃金と正の相関が高い」という分析をされていました。
    家賃や賃金が高い都市部で初婚年齢が高く、家賃や賃金が低い地方で低いということであれば、お金と結婚はそれなりに関係が深いということでしょうか。そんな気がしますね。




    <母の平均出生時年齢の推移>


    母の平均出生時年齢の推移についても、女性の平均初婚年齢と同様に、右肩上がりであることから、女性の晩婚化が進んでいるだけではなく、高齢出産化の傾向にもなっているようです。
    初婚年齢が上昇傾向を示せば、結婚してから子どもを産むか子どもができたら結婚するを基本だと考えれば、当然に出産年齢も上昇傾向になるはずです。

    「子ども=結婚という考え方が古い」とおっしゃりたい方もおられると思いますが、ここは統計データの平均像の話なのでその点はご理解いただきたいです。

    女性の「平均初婚年齢の推移」と「第一子・第二子・第三子の平均出産年齢の推移」を重ねて眺めると、やはり連動しているんだなという印象を持ちます。

    母の平均出生時年齢(第1子・第2子・第3子)
    第1子第1子第1子
    2010年29.9歳31.8歳33.2歳
    2009年29.7歳31.7歳33.1歳
    2008年29.5歳31.6歳33.0歳
    2007年29.4歳31.4歳32.9歳
    2006年29.2歳31.2歳32.8歳
    2005年29.1歳31.0歳32.6歳
    2000年28.0歳30.4歳32.3歳
    1995年27.5歳29.8歳32.0歳
    1990年27.0歳29.5歳31.8歳
    1985年26.7歳29.1歳31.4歳
    1980年26.4歳28.7歳30.6歳
    1975年25.7歳28.0歳30.3歳



    子どもができて赤ちゃん時代た幼稚園、小学校くらいまでは、親同士の交流が増えます。
    名前ではなく「○○ちゃんのお母さん(お父さん)」という呼ばれ方をすることも増えます。
    親になる年齢がまちまちなので、子どもが同年であるというつながりが主になるので、場合によっては20歳のお母さんと40歳のお母さんがママ友になることもあります。
    20歳差は極端な例ですが、10歳差くらいまでは普通にあります。




    <晩婚化、高齢出産化とマネープラン>


    晩婚化が進むということは、結婚後から老後までの期間が短くなってきているということです。
    お金と晩婚化が関係あるとすれば、独身時代に結婚するためのお金の準備を行う人が増えてきている、もしくは給料が下がってきていて結婚資金の準備に期間がかかるという傾向があるのかもしれません。

    まあ、周りが結婚しないなら結婚も焦ることがないという方が大きそうですけどね。
    でも、それって、独身時代にしっかり資産形成をしている人は別として、ライフプラン(マネープラン)的には厳しくなっていく傾向だという気がします。
    結婚もしてないし、子どももいないのにマネープランを作る人は、少数派だと思います。
    そもそもマネープランを作る家庭が少数派でしたね。

    高齢出産化してくると、子どもが巣立ってから定年退職までの期間が短くなるということになり、これもまたマネープラン的には厳しくなるんだと思います。
    資産形成の重要な要素である「時間」が少ないという意味で、独身時代にしっかりと資産形成をしている場合は既にその分時間を味方につけているし実績もあるという強みがありますけど、そうではない方は一日も早く時間を味方につける方がいいと思います。

    私の娘の時代はどうなっているのか、今後もチェックしていきたい統計データです。




     
  • はてなブックマーク - 平均初婚年齢(平均結婚年齢)と母親の平均出生時年齢の推移と分布(男性、女性)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : 人生設計を考えよう
    ジャンル : ライフ

    マネープランとインフレ率(インフレ率計算、アベノミクス)

      
    我が家のキャッシュフロー表を眺めていて思ったのは、「インフレ」の影響は相当大きいなということです。
    老後の生活にはどんな費用がかかるんだろうかという検討も大事だと思いますが、30年後の日本の物価がどうなっているかの方がはるかにインパクトがあることなのです。
    老後の生活費についてはこのブログでも平均値などを紹介していますが、あくまで物価水準が今と同じという設定と考えてよいと思います。

    (関連するエントリー)老後の生活費に関する統計調査(老後資金の平均はいくらか、一人暮らし)

    我が家では、約50年後の90歳までマネープランを作成しています。
    インフレ率2%で計算すると、50年後には、生活費が約2.7倍になります。
    現在の物価水準で年間300万円と見込んだ時、50年後は年間800万円必要ということになります。
    必死で生活費を削る計算をして年間200万円と見込んでも、50年後は年間540万円必要という計算になります。

    このことからも老後の生活費の細かい支出を心配するよりも物価の変動の影響の方がはるかに大きいことが理解していただけると思います。




    <アベノミクスとインフレ率年2%>


    高度経済成長期であるまいし、これだけデフレが続いてきたのにはたして今さら年2%ものインフレが今後あるのでしょうか。
    それは誰にも分かりません。
    でも、アベノミクスではインフレ率を2%を目標だと言っていませんでしたっけ?
    これを聞いて、いよいよデフレ脱却でインフレになって景気が良くなって別にいいことじゃないという風な報道を鵜呑みにしている人は結構多いと思います。

    警戒しすぎと笑われるかもしれませんが、日銀の2%のインフレターゲット(目標)で生活はどうなるのかについて考察しています。

    (関連するエントリー)日銀の2%のインフレターゲット(目標)で生活はどうなるのか(住宅ローン)
     
    将来のインフレ率がどうなるかなど誰にもわかりません。
    私が心配しようとしなかろうと現在や将来のインフレ率をどうこうできません。
    私たちができるのは、デフレが続けばこうかああなるかを想像し何か手はないかと自分で考え何かの対策を準備しておき、インフレになればやはりこうかああなるかを想像し何か手はないかと自分で考え何かの対策を準備しておくことくらいです。
    将来ひどく困らないように頭の体操と無駄になるか損する可能性すらある備えをしておくくらいです。

    我が家のマネープランでは、インフレ率2%を既に見込んでいます。
    これが備えです。
    そのためにインフレ率を見込んでいない人に比べるとしんどいマネープランになります。
    インフレにならなければムダな努力になります。




    <マネープラン上の限界点を知る>


    マネープランのキャッシュフロー表を作成するにあたり、老後の生活費や公的年金収入がいくら見込めるかなど実に多くの検討が必要になります。
    そうして積み上げたキャッシュフロー表に、インフレ率の考え方や運用利回りの考え方を導入して仕上げにしていったのですが、それまでの検討がなんともむなしいものであるかというくらい影響の大きいものだと思いました。

    運用利回りをバラ色の数字にすれば苦労がほとんどないマネープランの完成です。
    バラ色の数字が実現できなければどうなるかは私の知るところではありませんが。
    ややこしいので運用利回りでインフレ率を上回るという前提で両方を無視するというのが一般的なマネープランなのかもしれません。

    我が家のマネープラン上では、運用利回りはおまけとしてゼロか定期預金の利回り程度を計上するようにしています。
    そしてインフレ率2%を見込んでいますが、マネープランを作った時にはここが限界かなと思ったものです。

    インフレ率3%と見込むとマネープランが成り立たないことになります。
    インフレ率3%で50年経つと、生活費が約4.4倍になります。
    現在の物価水準で年間300万円と見込んだ時、50年後は年間1300万円必要ということになります。

    逆にインフレ率1%で見込んだらどうでしょうか。
    インフレ率1%で50年経つと、生活費が約1.6倍になります。
    現在の物価水準で年間300万円と見込んだ時、50年後は年間480万円必要ということになります。
    50年という長い年月の複利計算をするとそんな答えになります。

    そうしてインフレ率2%しか耐えられなかった我が家のマネープランは、その後の努力で…というのは嘘で、その5年間デフレのままだった影響もあってインフレ率2.5%でも耐えれそうなレベルになりました。
    まだインフレ率3%には到底耐えられそうにはありませんが、別に何もしなくてもただインフレにならなかっただけでそれだけゆとりが生まれるのですから、マネープランなどみずものであるとも言えそうです。





    <将来のインフレ率って>


    将来のインフレ率を知りたいですけれども、誰にも分かるはずはありませんね。
    昔、インフレターゲットという言葉がありましたが、2~3%というのが主流でしたね。
    アベノミクスでは日銀がインフレ率2%を目指すと明言しています。

    リーマンショック以前は、インフレ率が2%になった時期が一時的に「ありました。
    その時は、これからどんどんインフレになって行くのかなと思いました。
    人間は、特に私は、現状を追認していく傾向にあるようです。

    結局、今ではインフレ懸念なんてどこにいった?って感じですね。
    こうなると、インフレ率2%なんて想像できないという気持ちにもなります。
    実際は、警戒しなきゃと思っても、結局はよくわからないのです。

    最近では物価が上昇し始めたという報道を聞くようになりました。
    いよいよデフレ脱却となるのでしょうか。

    きっと、今後もそんな感じで心が揺れるんだと思います。
    いちいち揺れていたくないので、インフレ率2%を見込んでおくことにしています。
    みなさんのマネープランでは、どのように見込まれていますか?






    <インフレに勝つ>


    資産運用を意識している人の多くは、インフレに勝つことはもちろん、それ以上に元本を増やすために努力していると思います。
    投資するということは、インフレに対抗する意味で重要だと思います。
    インフレに勝つことだけを考えれば、過去のデータからは、定期預金や円建て債券などでもそこそこ勝負できるというイメージもあります。

    キャッシュとしての円だけで集中的に持っていることは、逆にリスクを抱えているという考え方の人も増えてきています。
    「卵を1つの籠にもらない」という考え方は、極端な崩壊から救ってくれると同時に、極端に儲かることもないかもしれません。
    「リスクヘッジとしての投資」という考え方がここにあるんだと思います。






    <資産運用とマネープラン>


    資産運用をいかにマネープランに反映させるかを考える上で、2つの考え方があるのかなと思います。

    ■ポートフォーリオの期待リターンをマネープランに反映させる。
    ■ポートフォーリオの期待リターンをマネープラン上では反映させずに、成果によりマネープランを定期的に修正していく。

    人生設計のことを書いているブログはあまりないので、後者のタイプの人がどれだけいるのかはわかりません。
    ファイナンシャルプランで主流なのは、前者でしょう。
    「複利の魔法はこんなにすごい」という数学の話が、どこにでもころがっています。

    ちなみに、私は後者の考え方です。
    複利の魔法の考え方は正しいですがそれはあくまで数学的にです。
    現実の資産運用は、プラスの年もあればマイナスの年でもあるし、たかだか数十年程度の運用期間なのでブレも大きいはずだと考えています。
    マネープランは悲観的にあるべきと思っているので、資産運用に過大な期待はしたくありません。

    前者であってもマネープランを定期的に修正していくことには変わりないと思います。
    一度決めたプランを手入れしないというのは、ちょっと考えにくい事ですから。
    後者を選ぶ人は、期待リターンどおりにいくかいかないかをそれほど大事ととらえていない人なのかもしれません。






    <マネープランとインフレ>


    インフレ率を見込んでいるマネープランを持っていると、ちょっと面白い現象が起こります。
    インフレが進むと逆に面白くないことになるのですが…。

    今のマネープランは2007年に作っていて、既に6年ほど経過しています。
    この間、物価水準はあまり変化がありません。
    一瞬、インフレが加速するかと思う時期がありましたけど、結局はデフレ懸念です。

    インフレ率を2%見込んでおきながら、物価水準が変わらなければ、マネープランの最終年度資産総額は大きく上昇することになります。
    なぜなら、将来の生活コストにかかるインフレ分が、インフレにならなかった分なくなるからです。

    あくまで計算上の話ですが、この1年間物価水準が変わらなければ、その影響は将来にわたり複利計算的に波及していきます。
    その年に増えた資産以上に、マネープラン上は楽になります。まあ、机上の話ですが…。

    インフレ率を見込んでいないマネープランを作っている人もおられると思います。
    その場合は、インフレになると将来の生活費をいちいち見直して修正することになるのでしょうね。





    <インフレ率を気にしている人>


    「インフレ率」に関して、しつこいくらいに何度もエントリーを書いてきた経験から思う事があります。
    既リタイア組の方との交流が増えてきた事がきっかけで、こうかなと思った事です。

    リタイアを本気で考えている人や実際リタイア生活に入っている人は、「インフレ率」に対しての考え方が、厳しく、自分なりのシミュレーションを行っている人が多いということです。

    リタイア組でない人は、そんなインフレなんて起こらないのでは、と考えられている人の方が多いように思います。
    それは、「運用>インフレ」だからというニュアンスも含まれているようです。
    将来のインフレ率なんてどうせ分からないのですから、そんなことを想像してもムダじゃないのかというニュアンスも含まれているように思います。

    どっちがどうとは思いません。
    一つ言える事は、インフレ率を厳しく見積もっている人が、将来必ずしもそれだけのインフレになると予想しているとは限らないという事です。
    このあたり、資産形成の目的の出口となる「リタイア後の生活費」という目標との距離感で、意識が違ってくるのではないかと思います。

    資産形成を頑張ろうと始めたばかりの人は、そんな先の将来のことなんて考えるより、目先の目標をいかにクリアしていくかに集中していくことの方が取り組みやすいというのが1点です。
    インフレ率どうこうより、まず投資元本をいかに確保するかの方が大切だと考えると思います。

    アラフォーあたりになると、家族構成や持ち家志向など概ね生活環境が見えてきます。
    そこが見えてこないのに、つまり自分がどのような道に進むのか、まだわからないのに、「老後うんぬん」なんて考えることは難しいのです。
    私が「マネープランをつくるのは35歳あたりからで充分」と考えている理由はそこにあります。

    一方で、リタイアをいつにするか考えている人や実際リタイアした人は、「仕事収入が激減するか無くなる」という環境を意識していて、仕事からある程度の収入が入って来るという環境とは別世界です。
    リタイアを本気で考え始めないと理解できない事があることは、既リタイア組の方達との交流の中で見えてきます。

    彼らがインフレ率を強く意識しているのは、仕事収入以外の収入で生活していく上で、インフレ率を想定しておかないと、家計破綻の危険に直結すると意識しているからです。
    想定から大きく狂うと生きていけなくなるので、シビアになるのは自然で、いくつかの予備を持っておこうとするのは当然のことです。
    だから、インフレ率を予想することよりも、この程度のインフレ率ならば耐えられるということを確認しておくためのマネープランという意味合いの方が強いのではないかと思います。
    これには私も全く同意見です。

    自分が耐えられるインフレ率を頭に入れておくことは、インフレ率がそれほどではなかった時には「ゆとりが生まれ」、もっとインフレになっても「計画の修正度合いが少なくて済む」ということであり、見込みと現実のギャップに早目に気が付いて手を打てるようにしておくことが大事だという考え方です。
    長い人生、長い時間軸ですので、早めの手当てが有効なのです。

    インフレ率の予想が当たろうと当たるまいと関係なく、マネープランが予想不可能な将来の変化に対応できるかを常にチェックするための道具という感覚なのです。



    これだけデフレが続くと、インフレのイメージが分からないですね。
    そもそも子供時代はインフレでしたけど、社会人になってからインフレなど経験したことがないので、インフレってどんな感じかよくわからないです。
    今より将来が良くなると感じる時代がインフレ時代なのかなというイメージがありますけど。

    どのようなマネープランであっても、年に1回はチェックして見直し修正していけばいいですね。







    このエントリーは、2012年9月23日にUPしたものを修正しています。
    このエントリーは、2010年4月8日にUPしたものを修正しています。

    「人生にかかるお金」の見出しへのリンク⇒エントリー一覧(ホームページ)へ

     
  • はてなブックマーク - マネープランとインフレ率(インフレ率計算、アベノミクス)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : 人生設計を考えよう
    ジャンル : ライフ

    住宅ローンは10年~15年で返済(完済)したい

     
    「持ち家を買うか、賃貸住宅でいくか」は、誰もが悩む永遠のテーマです。
    どちらもメリットデメリットがあり、人それぞれ環境も異なるため一般論としてどちらが良いとは言い切れません。
    私は住宅ローンを組んで持ち家を選びましたので、持ち家を目指す方の肩を持ちたいところですが、家賃補助が充実している方は経済的合理性を考えると賃貸の方が無難なのかなと思います。

    私は勢いのまま土地を買い、家をたててしまいました。
    まさに衝動買いと言っていいでしょう。
    このように「衝動的に家が欲しくなる」というのは今を思えば危険なケースです。

    住宅ローンを組んで持ち家を買う人は、「家賃を払っていても自分のものにはならない。家賃分を住宅ローンで払っていけばより質の高い家に住める。そして住宅ローンを完済すれば自分のものになる。」という考え方を多かれ少なかれ持っていると思います。

    一番大切なのは、住宅ローンを組んだ上で、子どもの教育費を捻出し、自分達の老後の生活費も確保できるだけの甲斐性があるかどうかです。
    ここを無視してしまうと、住宅ローンを完済しても教育費が貯まっていないだとか、教育費を払わなければいけないので退職金でようやく住宅ローンを完済したみたいな話になってしまうかもしれません。
    かもしれませんと書きましたけど、結構そういう状況になってしまった人はいるはずです。

    「借りられる=返済できる」という考えは誤りです。
    銀行が貸してくれるからって、返済可能な家計であるという保証はありません。
    銀行は、住宅ローンさえ返済してくれれば、あなたの子どもの教育費がどうなろうと、あなた達の老後の生活がどうなろうと関係ありません。
    万が一、あなたが住宅ローンを完済できなくなれば、銀行は損をしてでもあなたの家を処分して回収します。
    銀行は、全く返済の見込みがない人に住宅ローンを組ませてあげる事はしないでしょうけど、銀行も利益を上げる必要がありますから、ある一定割合の人が住宅ローンを焦げ付かせるという前提で貸してくれているということを意識しておく必要があります。
    繰り返しになりますけど、銀行が貸してくれるからって、それはあなたの人生設計が上手くいくであろうということではありません。




    <持ち家のためにかける期間>


    前回のエントリー「住宅ローンと向き合う(プロローグ)」の最後にこう書きました。

    「頭金の貯金も含めて何年で完済できるか」言いかえれば「家のために貯金する期間が何年になるのか」という視点で見るべしと思います。
    家を買うか、賃貸でいくのかの選択をする上で、家を買うことを検討する人は、「自分の返済能力を把握」し人生設計において、家を手に入れるのに何年かけれるかという視点を持つ必要があります。


    このエントリーのタイトルを「住宅ローンは10年~15年で返済したい」としました。
    これは言いかえれば「持ち家を目指すならば、家にかけるコストを10年から15年で確保できる範囲にするべきだ」ということです。

    持ち家を買うというのは、想像以上にリスクがあることです。
    この時代に長期間安定した収入が見込めると言いきれる人は少ないでしょう。
    それでもなお、持ち家を買うという選択をするのであれば、「住宅ローンを何年で返済するのか」更には「頭金は何年で用意するのか(したのか)」を意識することが大切です。
    つまり、持ち家を手に入れるための期間の制限を意識する事が大切だという考え方です。

    ■持ち家を手に入れるためのお金
    ■子どもの教育費のためのお金
    ■老後の生活費のためのお金

    少なくともこれら人生3大出費に対する戦略なくして、持ち家を買うのはかなり危険な事だと思います。
    私は、持ち家を目指すならば、「家にかけるコスト負担は長くても15年までとすべき」だと思います。

    結婚し子どもが産まれると持家の検討が始まる事が多いです。
    子どもが1人なのか、2人なのかによって違うことではありますが、理想を言えば上の子が小学生のうちに住宅ローンを完済し、子どもの教育費のための貯金に励みたいところです。
    せめて、上の子が中学生の間に住宅ローンを終わらせておかないと、子どもの教育費をためる時間が無くなってしまいます。

    何歳で子どもを産んだかによりますが、子どもの教育費のピークが定年付近の人は、老後の生活費を確保する時間が残されていません。
    そのようなことを考えながら、持ち家のためにかけられる期間を考えていくべきだと思います。

    結婚がいつで、子どもが産まれるのがいつで、子どもが何人かによって影響が違いますけど、ざくっと行きます。
    25歳くらいから人生3大出費に対する準備をスタートするとします。

    ■持ち家を手に入れるための期間を15年
    ■子ども(1人)の教育費のための期間を5年
    ■老後の生活費のための期間を10年

    とすると、子どもが2人の場合は、「持ち家を手に入れるための期間は15年までくらい」ということになります。
    こういうイメージを持って、人生3大出費に対して時間差で攻略していければ理想的ですよね。
    現実は、「住宅ローンを抱えながら、子どもの教育費を貯める」という形になる方もおられるでしょうが、複雑な分きちんと整理していく必要がありそうです。


    住宅ローンを組むというリスクを抱えるのであれば、「最長でも持家に費やす期間は15年まで」という基準を一考する価値があるのではないかと考えています。
    頭金に5年費やしたのであれば、住宅ローンは繰り上げ返済を頑張って10年以内に完済すべしということです。
    とにかく、分不相応な物件に手を出さないことが大切ですね。




    <住宅ローン期間は関係ない>


    住宅ローンを組んだ場合、「総返済額を把握すること」と「繰上げ返済すること」についての私の考え方は、「住宅ローンと向き合う(プロローグ)」で書いていますので、ここでは繰り上げ返済をやっていくという前提で書いていきます。

    最近では35年返済の住宅ローンで借りる人が多いんですかね。
    25歳の若さで住宅ローンを組んでも完済が60歳なんて、考えただけでも震えてしまいます。
    頑張って25年ローンにすると、月々の返済額が増える分、より元本が早く減るために利息の総支払額が減ります。
    繰り上げ返済をすると、その月の返済額がすごく増えるので、より元本が早く減っていきます。

    住宅ローンを契約する段階では35年であろうと25年であろうと、繰り上げ返済をするのであればどちらが有利かどうかはほとんど関係なくなります。
    住宅ローンの返済期間を何年にするかよりも、「返済能力」言いかえれば「貯蓄力」の影響がはるかに大きいということです。

    教科書的には、できるだけ返済期間を短くしておく方が、利息の支払総額が少なくなると有利とされていますが、長期で借りる方が月々の返済額が少ないために、万が一の状況になった時に住宅ローンが払えない状態になりにくいという考え方もあります。
    月々の返済額が少ない分、より貯金が出来るのでそれを繰り上げ返済に回せばよいわけです。





    <大切なのは貯蓄力>


    住宅ローンをどのように組むべきかという検討はとても大切なことですけど、肝心なのは「貯蓄力(返済能力)」なのです。
    返済能力が不足していればそもそも住宅ローンを組むべきではないのですから。
    頭金を貯めるにせよ、繰り上げ返済資金を捻出するにせよ、支出をコントロールし、貯蓄力をあげることが肝心です。

    「ちゃんと返済すれば、いずれ家が自分のものになる」とのんきに構えている人と、貯蓄力をあげる努力をしていく人との差は、時間がたればたつほど加速度的に大きな差になるはずです。





    <借金から抜け出すパワー>


    持ち家を持った時の高揚感は高いですけど、高いままの人はある意味危険です。
    所詮、借金なのですから、普通はそこに気がつき高揚感は下がっていくはずです。
    家を買った時点で中古になるわけですから、家の価値は大きく下がり、住宅ローンという借金の方が上回る家庭がほとんどです。
    それは、家計のバランスシート的にいえば、純資産がマイナスという状態です。

    そこから抜け出す努力は、後々の人生において凄まじい力になります。

    私はよく「住宅ローンとの戦い」とか「妻は戦友」という表現をしますけど、この戦いの中で得たいろんなことが後々の人生の土台となっています。
    住宅ローンを完済できる段階、つまりマイナスからゼロに転じ、プラスになり始める段階の凄まじいエネルギーと言うのは、既に持続力のある強烈なエネルギーとなっています。
    それは既に意識せずとも自然にできることのなっているのです。

    さらに、抵当権を抹消し本当の意味で自分の家という高揚感を味わう事が出来ます。
    これは体験してみないと分からないし、是非、積極的に体験してほしいです。

    借金から出来るだけ早く抜け出す努力→10年~15年にわたる支出のコントロール(and 収入増の努力)→持続性のある良好な金銭感覚


    住宅ローンという借金を背負う覚悟をした人は、せっかくなら繰り上げ返済を頑張っていく過程で、このようなサイクルを確立してみてはいかがでしょうか。

    ただし、完済後も節約に傾斜しすぎるのは良くないかもしれませんけど。
    あくまで「持続性のある良好な金銭感覚」という感じですよ。


    こうした「持続性のある良好な金銭感覚」を目指すには、住宅ローン完済があまりに遠すぎると気持ちがなえてしまいます。
    そうした意味でも、子どものいる家庭の場合は、「持ち家を目指すならば、家にかけるコストを10年から15年で確保できる範囲にするべきだ」と思います。どんなに長くても20年までです。

     



     
    このエントリーは、2011年9月30日にUPしたものを修正しています。

    (関係するエントリー)「住宅ローンと向き合う(プロローグ)

    「人生設計をたてる」の見出しへのリンク⇒エントリー一覧(ホームページ)へ

  • はてなブックマーク - 住宅ローンは10年~15年で返済(完済)したい
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : **暮らしを楽しむ**
    ジャンル : ライフ

    次の世代に残す資産、自分の代で使いきる資産

       
    資産形成を志す人たちの最初の段階は、「資産を増やすこと」になります。
    自分がどのくらいの資産が築けるかの全く見当がつかないのに、「次の世代に残す資産」のことを真剣に考えることはまずないでしょう。
    まだ子どもが生まれていなければ、次の世代うんぬんは考える必要すらありません。

    しかし、老後のプランを考える段階となれば、少しは意識する必要があるように思います。
    これには、いくつかの理由があります。

    「自分達で稼いだお金なんだから自分たちで全部使い切る」

    そういう風に語る人は少なくありません。
    自分がこの世を去る時に、資産をほとんど使い切ったというのは、すごく効率が良いですね。
    確かに魅力的な考え方のようにも思います。

    でも、正直に言えば「ありえない」の一言です。
    人生をお金の効率だけで考えるというのもそうですが、いつこの世を去るのか分からないのに使いきるなんてどんな人生になるんだと考えるとゾッとします。
    心配症ということことかもしれませんが、高齢者になってもある程度の資産がないと不安に陥りそうです。

    リタイア生活に入っていない人が「自分で使いきる」と言っても、それはリタイア後の生活の現実を知らないからかもしれません。
    もちろん私も知りませんが、リタイア組のブログを読んでいると、「残金=寿命」とさえ言っている人もおられます。
    完全リタイア生活では、働いて入ってくる収入がないわけですから、ストックとそこから生み出されるフローが生命線になります。
    やはり、自分の寿命がわからないのに、計算通り使いきるなんてありえないだろと思うのです。
    (結果的にそういう人もいるかもしれませんが。)

    一方で、どのくらい余裕を見ておくのかというのは、難しいな問題です。
    なかなかこれだけ残していれば十分とは言い切れません。
    30年~50年先のことなど分かるはずがないからです。
    わからないなりに、イメージすることが大事だと思うので、必死で考えてはいます。






    <資産の色分け>


    老後の生活費を考える上で、「資産の色分け」をしておくのもいいなと思います。

    例えば、以下の様な色分けです。

    ■自分の代で使いきる資産
    ■次の世代に残す資産


    また、以下の様な色分けもありそうです。

    ■安全性を重視してリスクを取らない資産
    ■収益性を重視してリスクを取る資産

    どのような色分けにするにせよ、考え方を整理するための視点としてよいと思います。
    また、大切なのは「使うときに使いやすいように」ということです。






    <次の世代に残す資産>


    「次の世代に資産を残すこと」については、抵抗がある人もおられると思います。
    そういう方は、別にわざわざ遺す必要はないと思います。

    「娘や息子又は孫に資産を残したら、自分自身で頑張らなくなる」という意見もよく耳にします。
    確かにそういう側面はあるかもしれません。
    それは教育の問題でもあるし、次の世代の子孫たちの資質の問題でもあります。
    残すのが嫌なら、どこかに寄付すればよいでしょうし、自分のお葬式で使いきるのもいいかもしれません。

    我が家の場合は、娘達や孫にいくらはか残そうと思っています。
    娘たちが家庭を持てば、帰省してくる費用や、少しばかりの援助もしてあげたいと思っています。
    孫のためにランドセルや勉強机なども買ってあげたいと思います。
    家族が集まった時は贅沢したいですし、みんなを旅行に連れていってあげたいと思います。

    日常的に援助することはあまり考えていませんが、特別な時には援助してあげたいと思っています。
    もちろん、孫に好かれたいという見え透いた部分も大きいわけで、ええかっこがしたいんです。

    娘たちには、ある程度の資産を相続させるつもりでいます。
    そういう前提で、人生設計を構築しています。

    まず、必然的に相続されるのが「不動産」です。
    私たちが経済的に困って「不動産」を売らなければいけない状況になれば別ですが、不動産はどうしても残ります。
    建物は寿命かもしれませんが、土地は残ります。
    不動産が必然的に相続となるので、最低でもそれに見合うくらいの金融資産も相続財産として残すつもりです。
    「えらく甘やかすんだね」と言われそうですが、今のことろそんな風に思っています。





    <長生きリスクへの備え>


    「次の世代に残す資産」は、何があっても残すということではありません。
    「次の世代に残す資産」は、同時に長生きリスクに対する備えという風に考えています。

    「自分の代で使いきる資産」が足りなくなった時のための予備費として、「次の世代に残す資産」を備えておくということですが、いわば人生設計より長生きした時の備えです。
    予備費というのは、「安心料」と言い換えてもいいと思います。

    将来の年金水準がどうなるかわからないのではっきりしたことは言えませんが、10年程度の安心料は数千万円と想定しています。
    年金がそれなりにもらえるというのであれば、数千万円までは必要ないかもしれません。
    ある程度安心したいというのであれば、その程度の資産は結果的に相続されることになります。

    つまり、「安心料」は「次の世代に残す資産」を兼ねていると考えているんです。
    安心料以外は、「自分の代で使いきる資産」ということです。
    いや、本来は逆です。
    自分の代で使いきる資産以外が、安心料であり、次の世代に残す資産ということです。

    自分たちの老後の生活に余裕がないのに、無理に相続財産を残そうとは思っていません。
    相続財産を残す為に、自分たちの生活を「切り詰めまくる」ということは、本末転倒だと思っています。


    整理すると、

    ■自分の代で使いきる資産
    ■長生きリスクや老後の生活費における安心料=次の世代に残す資産

    に色分けしてみようということです。






    <自分の代で使いきる資産を使いきるために>


    リタイア組のブログから学んだ事は、仕事からの収入がない生活は、ストックを徐々に減らしていく事を受け入れる生活であるという事です。
    仕事収入を得ている今の私の想像よりは、ストックが減っていく恐怖は強いと思います。

    リタイア組のブロガーさん達は、家計簿をきっちりつけておられます。
    支出のコントロールは死活問題だということだと思います。

    資産に余裕があればそんなことはないだろうという意見もありそうですが、それは相続資産を増やすだけの事です。
    たくさん稼いだのに、そのほとんどを相続資産にするというのは、あまりにももったいないです。
    ある程度使いきるには、それなりに有効に使っていくべきと言う事になります。

    「ストックが減っていく不安感」と、「長生きリスクや病気などのリスクに対する不安感」で、なかなかお金が使えないという心境になることも十分に考えられます。
    現在の高齢者でも、そんな心境に陥っている人が多いとも聞きます。

    家計のバランスシートを把握している人も、資産総額がいくらというだけの把握だと思います。
    それだけだと、上記の「先の見えない不安」にさいなまれて、いくら使えるのかわからなくなり、心配からできるだけ使わないようにすることにもなりかねません。
    資産が少なければそれしかありませんが、資産形成はそんなことのために頑張ってきたわけではないはずです。

    そういうことにならないように、

    ■自分の代で使いきる資産
    ■長生きリスクや老後の生活費における安全量=次の世代に残す資産

    と色分けすることで、安心して使えるようにできないかと考えています。


    つまり、この2つに色分けすることで、安心して「自分の代で使いきる資産」を使っていけるのではないかということです。
    次世代に残しすぎないために、自分の代で使いきる資産をはっきり決めておいて、安心して使えるような枠組みにしておくという意味です。







    <リスクの取り方>


    総資産のうち、どの程度を投資に回すのかは難しいところです。
    これには正解はないでしょう。


    ■投資したものがほとんど価値が無くなった場合(=円キャッシュの実質的価値が高い)
    ■インフレや円安により、円キャッシュの実質的価値が高くなった場合(=投資資産が大きく成長)

    の極端な状況のどちら側にいっても、ある程度耐えられるくらいの投資量でいくことを基本にしました。

    もちろん、どちらの状況も極端なレベルまで行けば対応不能かもしれませんが、その時はどんなことをしても対応不能と割りきるしかありません。
    このように考えると、どんどん投資するという形にはなりません。
    大儲けもしないけど、大きな額の損もないので、個人投資家としてはお粗末かもしれません。

    たまたま早くから貯金生活をしてきたことが幸いして、それほど投資にたよらなくても一定レベルの資産形成が可能になりつつあると思っています。

    両者の条件を踏まえて、投資割合を考えていくと、

    ■自分の代で使いきる資産=安全資産
    ■長生きリスクや老後の生活費における安心料=次の世代に残す資産=リスク資産

    という投資割合でいいのではという結論に達しました。

    自分なりのシミュレーションをした結果、この投資割合は、概ね現在の投資金額くらいになります。
    もう少し投資を増やしてもよいかなという答えもでています。
    もう少し増やしていいと思う分は、本当にチャンスと思える時の為の余力として考えて、普段は全く意識しないでいようと思います。
    そういう余力を持っているというのは、それを使わなくても心を安定させてくれる効果があります。

    投資効率を追い求めるばかりに余力を持たないというのは一見投資効率が良さそうですが、別の視点で見るとそうでもないと思うようになりました。
    そういう視点で見ると、他の人がどれほど総資産に占める投資割合が高かろうと、うらやましいという気持ちが生まれないようです。


    以上のことは、「人生設計と投資との関係」にまで踏み込んでいます。
    いろんな考え方があるし、それぞれ環境が異なるので、いろんな答えがあると思います。


    今の所、2年間はこの考え方で変化はありません。
    投資額を固定した理由の1つが、ここにあって、その思いは2年間変化していません。
    5年、10年変化しなければ、人生の残り時間があと半分くらいですから、この投資戦略を最後まで続ける事になるでしょう。
    投資戦略をコロコロ変えるだけの残り時間は、もうそんなにないと思っています。





    このエントリーは、2010年9月1日にUPしたものを修正しています。

    「人生設計をたてる」の見出しへのリンク⇒エントリー一覧(ホームページ)へ  

     
     
  • はてなブックマーク - 次の世代に残す資産、自分の代で使いきる資産
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : 人生設計を考えよう
    ジャンル : ライフ

    持ち家か賃貸か(持ち家と賃貸の比較)


    「持ち家か賃貸か?」は、多くの人が気になる話題ではあるのですが、多くのブログで取り上げられては論争になって、結局は自己主張のぶつかり合いで、どっちが正解とは言えないという結論で終わります。

    「持ち家か賃貸か?」の損得計算については、比較の前提もアンバランスなことも多く、例えば今の家賃が月額8万円だから、月8万円の住宅ローン返済でみたいな設定だったりします。
    これは家の広さや仕様などの比較がまったくなく、家を買わせる側の設定といえるのですが、この手の比較が多いです。

    「持ち家か賃貸か?」の損得計算については、一般解を探すのには条件設定が困難を極めてとても答えが出るものではないので、個人の価値観の問題として片づけられます。
    そんな中で、「住宅ローンを組むのであれば、資産運用した方が合理的だ」という主張は耳を傾けるべき考え方の1つだと思っています。
    これも損得計算の1つではあるのですが、人生全体を意識して考えている感じがするからです。




    <持ち家は住宅コストの前払い>


    単純な家賃と住宅ローン額の比較はナンセンスだけど、「持ち家の住宅ローン支払い金利を含めた支払い総額」と「賃貸で住み続けた場合の比較」となると、総額レベルでの比較になるので、比較の条件が多少合わなくても人生設計レベルで考えることができるのかなと思います。
    そんな比較もそこそこにほぼ衝動買いで持ち家となったわけですが、結局持ち家とは住宅コストの前払いなんだなと思うんです。

    いやいや持ち家を買う際の頭金はともかく、住宅ローンは分割払いでしょという考え方もありますが、持ち家の購入代金は一括払いして、そのためのお金を借金するわけですからやはり住宅コストの前払いだと思うんです。
    家賃は住まわしてもらうコストだけど、住宅ローンはただの借金ですから。

    我が家の場合とにかく繰り上げ返済でしたから、毎月の住宅ローン額で分割払いという発想はなかったです。
    だから住宅ローンを払ってさえすれば家は、いずれ自分のものになるなんて発想はあまりにも悠長すぎると思いました。
    賃貸と同じように考えているけど、賃貸よりもはるかにリスクをしょっているのにと。

    「持ち家は住宅コストの前払い」だったらとっとと借金返済して、住宅費を終わらせるてしまえば、次のステージに向かえると思いました

    (関連するエントリー)住宅ローンは10年~15年で返済(完済)したい

    持ち家ではなく賃貸でいれば、経済的に有利だったのでしょう。
    でも、住宅ローンは終わってみれば、なんともいえない解放感があります。

    持ち家を選択する場合、大切なのは住宅ローンを払えない状況がくるリスクを意識しているかどうかです。
    家を買うならば「住宅コストを前払いするリスク」を考えておく必要があります。
    これだけ大きなリスクを背負うのならば、賃貸を選択する方がいいのでしょうね。




    <心の中ではもう決めてるでしょ>


    「持ち家か賃貸かの論争」は、尽きることがありません。
    お互いが一歩も引かない議論になることも多いです。

    いろいろ見ていると、「持ち家か賃貸か」を真剣に比較して書いているのは、大半は賃貸派の人だと感じます。
    持ち家派が書いている場合は、販売側の属性の方は当然自分の利益に結ぶつくので当然持ち家有利の主張になりますが、そういうの関係なさそうな人は欲しいから買ったという人の方が多いんじゃないかと思います。
    持ち家か賃貸かの詳細な比較をしたのではなく、それなりの比較はしたにせよ、欲しいから買った、買えそうだから買ったんじゃあないかと。

    賃貸派の方々の方が、買わない理由が必要なので、しっかり比較されているように思います。
    持ち家派だと欲しいから買ったでもいいわけですから。
    持ち家派の人を私と同じように衝動買いと言ってしまうと失礼かもしれませんが、そういう人は多いと思います。

    賃貸派にせよ持ち家派にせよ、比較してはみるももの、結局はあらかじめ結論ありきみたいなところを感じる場合が多いんですよね。
    私自身、正直どうでもいいのでそういう風に見えるのかもしれませんが。
    賃貸派を主張した人が子どもができたら突然家を買ったみたいな話が出ても全く違和感がありません。

    気の毒だなと思ったのは、私が投資を始めようかと悩んでいたころに見ていた資産運用関係の元掲示板の管理人さんが、雄弁に家を買うのであればその頭金を運用した方が良いそれが経済的合理性なんだと主張しておられたのですが、奥様は家が欲しくて激しくぶつかり合ったあげく、奥様の意向が勝って家を買うことになってしまい、あげくのはてにはウツになってしまったという不幸な話でした。
    経済的合理性と欲望のぶつかり合いと書けばいいのか、欲望という表現は悪すぎというべきか、とにかく比較のしようがない価値観のぶつかり合いが家庭内で起こった不幸というべきでしょうか。
    「持ち家か賃貸か」いくら根拠を並べても、最後は価値観と価値観のぶつかり合いじゃないと思わせるエピソードでした。

    「持ち家か賃貸か論争」だって、論争になるということは、まず価値観があってそれに見合う理屈を集めて理論武装しているだけということも多いと思います。
    「持ち家か賃貸か」は、きっと自分の中で静かに戦わせるものじゃないかなと思うんです。

  • はてなブックマーク - 持ち家か賃貸か(持ち家と賃貸の比較)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • テーマ : **暮らしを楽しむ**
    ジャンル : ライフ

    プロフィール

    あり&うさみみ

    Author:あり&うさみみ
    40歳代です。

    トップページ1
    トップページ2
    スポンサーリンク
               
    ブログランキング
    他のブログも参考になるよ。
    にほんブログ村 その他生活ブログ マネー(お金)へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ 人気ブログランキングへ
    FC2カウンター
    現在の閲覧者数:
    カテゴリー
    最近の記事
    相互リンク
    姉妹サイト
    勝手にリンク
    最新コメント
    スポンサードリンク
    amazon
         
    逆アクセスランキング
    (みんなが見ているページ)
    スポンサーリンク
               無料サンプル、ブログライター、ブログで口コミプロモーションならレビューブログ
    月別アーカイブ
    ブログ内検索
    RSSフィード
    QRコード
    QRコード