老後の生活費に関する調査
老後の生活費を心配している人は、8割を超えるようです。
老後の生活費を心配している人の中には、世の中の年金不安などただ漠然と不安であるという人も多いかもしれません。
老後の生活費について、「ただ漠然とした不安」を抱えて暮らしていくののと、「自分で我が家はどうなのか?」を検証して結果的に持ってしまう不安を抱えて暮らしていくのは、どちらがいいのかはそれぞれだと思います。
前者は、漠然と不安を抱えていても何とかなるんじゃないかって気持ちを持てなくないですが、後者は不安がはっきり数字に表れるために絶望感を感じたりする人もいるかもしれないし、もう少し頑張ればなんとかなると希望を持てる人もいるかもしれません。
老後の生活費に関する不安というのは、よほどの資産家ではない限りだれでも持つものです。
「不安」に対する対処の仕方はそれぞれでしょうが、どのみち人はいずれ老後を迎えますので、老後の生活費を考えなければいけない時が「必ず」来ます。
そこで、老後の生活費はどのくらいかかるのかが一番気になるはずです。
老後の生活費に関する調査に関しては、興味深い調査があります。
■知るぽると(金融広報中央委員会)「家計の金融行動に関する世論調査(2人以上世帯調査)」……平成20年
・老後の生活費として、毎月最低27万円が必要
(世帯主が60歳以上の世帯の生活費は毎月28万円)
・老後の生活資金として年金支給時までに2072万円の貯蓄が必要
・老後の暮らしを心配しているのは約84%
という調査結果になっています。
これは世帯主が20歳以上の家庭ですので、若い人ほど老後の生活費が多く必要ではと考えているようです。
この調査からは、最低でも老後の生活費は現在の物価水準で毎月28万円を確保したいところですね。
毎月28万円ですので、 28万円×12か月=年間336万円 ということです。
年間336万円の支出に対して、収入キャッシュフローが不足している分は貯蓄を切り崩していくということになるわけですが、2100万円の貯蓄で足りるかどうかは、それぞれの家庭の収入キャッシュフローによります。
それぞれもらえる公的年金額もちがいますし、個人年金や財形年金を準備しているか否かでもちがうはずです。
ですので、2100万円の貯蓄で足りるかどうかは、自分で考えるしかありません。
一方で、老後の生活費ですが毎月28万円が平均なのですから、それより切り詰めた生活もまた可能なはずです。
うさみみ家の現在の生活費は、家族4人で毎月15万円〜20万円の間ですので、老後は医療費がかさむと考えても毎月28万円あれば十分暮らしていけるだろうと思います。
しかし、ただ生活するだけでも物価の上昇を考慮する必要があるし、自分のやりたいことをするのであれば上積みする必要があります。
これらは、人生設計をたててシュミレーションしながら必要額を確保していくのがよさそうです。
老後の生活費を考えるのは、結構つらい作業です。
住宅費やこどもの教育費(養育費)をクリアしたうえで、なお○千万円必要だという答えが出てきてしまいますから不安に陥るのは仕方がない事です。
ましてや、物価が上昇すれば老後の生活費もまた大きな数字になるわけですし、数十年先の物価の上昇なんてだれにもわからないことだけに、不安から逃れることは難しいことです。
でも、数十年の時間があるのなら、なんらかの対策も可能だと思います。
「漠然とした不安」を抱えつつ、対策が可能な時間を浪費していくというのは、ちょっともったいない気がします。
うさみみなりに、老後の生活費、老後に向けての人生設計を考えて行きたいと思います。
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