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10代からの子育てハッピーアドバイス(オトコの子育て、疲れた時に)

     
「10代からの子育てハッピーアドバイス 明橋 大二 著」を読みました。
イラストというか、漫画付きで楽しい本でした。
 



<10代の子どもに接する10カ条>

<10代の子どもに接する10カ条>
■子どもを大人の力で変えようとする思いは捨てて、肩の力を抜こう。
■「どうして○○しないのか」という子どもへの不平不満を捨てよう。
■今、現にある子どものよさ、子どもなりのがんばりを認めよう。
■子どもへの、指示、命令、干渉をやめよう。
■子どもから話してきたときは、忙しくても、しっかり聞こう。
■子どもとの約束は守ろう。
■子どもに本当に悪い事をしたときは、率直に謝ろう。
■威嚇や暴言、体罰で、子どもを動かそうという思いを捨てよう。
■本当に心配なことは、きちんと向き合って、しっかり注意しよう。
■子どもに、なるべく、「ありがとう」と言おう。


10代の子どもと向き合うための10のヒントです。
実際、子どもと接する時に大切かもって感じることがいくつかあります。
3年ほど前にこの10のヒントに出会いましたが、結構意識して取り組んできました。

「子どもから話してきたときは、忙しくても、しっかり聞こう。」が一番ネックでしたが、少しはできるようになりました。



<甘えと反抗と依存と自立>

■10代になって、いろいろと心配な行動や症状を出してくる子どもの話を、じっくり聞いていると、最後に必ず、出てくるのはこの自己評価の低さです。
■甘えない人が自立するのではなく、甘えた人が自立するのです。 


この本の中で一番感銘を受けたのが、「甘えた人が自立する」ということです。
「子どもの心は、依存と自立を繰り返して大きくなる」ということですが、子育てをしているとそう感じる事があるわけです。

「自立」させることを意識すればするほど、どう向き合うという方法論が気になるんですが、反抗と依存を繰り返していて、結構周期的なものなんだなと気が付いた時、反抗しても戻って来る瞬間があるということに気が付きました。
であれば、寄って来た時が大事だと感じました。

こちらから近づこうとすると離れていくんです。
それはさみしさを感じますが、観察していると「本気でイヤ」なようです。
「嫌い、ウザイ」と言って離れて行ったと思ったら、違う日には何事もなかったように話しかけてきます。
だんだん、この周期が長くなっていくのが思春期なんでしょう。
追いかけずに「見守り」そして、寄って来る時に「受けとめてみる」を基本にやるようになりました。

「自立」させるためには突き放すという人もいますが、それでは交流はゼロになってしまいます。
普段、ウザイ存在のはずの父親に寄って来る時は、何かを求めているはずだと感じます。
この本で、「甘えた人が自立する」と書かれているのを見て、これが答えなのかと感じました。

子どもが10代になると、甘えと反抗のいったりきたりが、とても激しくなる。


「甘え」も「反抗」も同じ娘なんですよね。
「反抗が自立への扉」で、「甘えが自分の居場所の確認」なのかなと思っています。

10歳を過ぎると、たとえ不安になっても、もう親には甘えられない。という気持ちが強くなります。その時に依存するのが友達です。(中略)こういう意味で、10代には友達関係が、心の成長にとって、いかに重要かということが分かると思います。


娘たちは友達には恵まれているようで、親としてホッとしています。
いくつも心配な出来事がありましたが、それなりに対処してきたみたいです。

この話で思い出すのは、みみ姫の中学生の入学式の時に、先生が親達に「手伝うのではなく見守って欲しい」と訴えてました。
「自立」するのにとても大事な時期を親が邪魔するなという風に理解しました。
きっと友達との付き合い方も、自分で考えてやらせろってことなんでしょうね。

思春期から青年期に向かうにつれて、依存関係は、友達へ、そして異性へと向かって行きます。その中で、こどもはさまざまに裏切られ、傷つきます。そんなときに帰ってくるのは、やはり家であり、親です。


3年ほど前は、「友達はともかく、異性なんてことになると、正気でいられるかどうか…。」と書いていましたが、今はいい恋をしてくれたらいいなと思います。
彼氏ができればできたで嫉妬するでしょうけど、ここ3年でそれもうれしいことなんじゃないかとも感じられるようになってきています。

ところが、肝心なときに、親に拒否されたり、無視されたりすると、子どもは、「親に何を言ってもしかたがない」と思ってしまいます。特に、10代の子どもには、敗者復活戦はありません。いったん、大きく信用を失ったら、もう子どもは、親をあてにしなくなります。そうすると、本当に困った時でも、親に相談してこなくなります。私のところに相談に来る子どもに、「親に話したの?」と聞くと、「どうせ親に話してもムダだから」という子が多いのです。


「10代の子どもには、敗者復活戦はありません」ということみたいです。
これ多少思い当たることもありました。
少なからず「どうせ親に話してもムダだから」という部分もできてきているように感じます。
 



<いじめ>

われわれは、子どもが「いじめられている」と相談してきたとき、ショックを受けます。そして、感情的になり、ついつい、「そんなのに負けちゃだめだ」とか、「やりかえせ」とか言っていまいます。(中略)そうできないから子どもは悩んでいるのであって、それなのに「もっと強くなれ」「言い返せ」と言い続けると、子どもは、結局、強くなれない自分が悪いんだ、言い返せない自分が悪いんだ、と思っていまいます。
 ただでさえ、いじめられる自分が情けない、弱い、自分がヘンなんだ、と自己否定している子どもたちです。それなのにありったけの勇気を出して親に相談しても、自分が悪いように言われたら、もうそれ以上相談できなくなります。


「やっぱりいじめられる自分が悪いんだ」と「いじめるほうがおかしい」とどちらに子どもが感じるかは大きな分かれ目なようです。
後者を子どもが当然理解していると思いこんでしまうと、危険なんですね。
そうなんだ、子どもは自己否定状態であることを理解した上で受けとめてやる必要があるんだなと思いました。

学校に行けなくなった、というのも、子どもの心の疲れが、ある限度を超えてしまったために、心のサーモスタットが作動して、学校へ行けないようにしているのです。それによって、それ以上、心が壊れているのを防いでいるのです。


医学的には、心身過労状態にあるのに、一種のマヒ状態で学校に行き続けることの方が、医学的には心配ということのようです。

先日、同じ年の娘を持つ同僚から話しかけられました。
「実は、子どもが学校にいくと出かけて、サボってたんだよね。それで学校休むなら休むで言っておいてほしいし、連絡なしに休んだことを起こったんだよね。週1回くらい休むんだけど、あとの週4日は普通に通ったりしててね。もっと起こるべきなのかな。」という話です。
親としてどうしたらいいのか悩ましいですよね。

「うちの娘も先日部活でなんかあったみたいで、しんどいからって部活を1日休んだよ。前日に相当愚痴ってたから、仮病かなとは思ったんだけど休ましたよ。」
「無断欠席は起こるべきだけど、無理に学校行かせるのは逆効果だと思うし、なにかあるんだろうけど分からない以上それでいいんじゃなかな。大人でも行きたくない時あるんだし。」

同僚も先生には言ってあるし、今は様子をみていくということでした。
どう対処すべきか難しいなと思います。

同僚の娘さんのケースは、週1回程度の不登校ですので、学校内の何かが原因じゃないかなと思いますが、完全不登校は家庭内のコミュニケーションが上手く言っていない反応として出てくる事があるようです。

子どもが、大人にとって都合のよい行動をしているときには、子どもを信じることは、そんなに難しい事ではありません。ところが、子どもが、大人にとって都合の悪い行動をしたとき、それでも信じることは、なかなか難しいのです。たとえ子どもが心配な行動や症状を出してきたとしても、何の理由もなしに、この子がこんなことをするはずがない、この子がこんなことをするのは、絶対にそれだけの理由があるはずだ。と信じるということです。
 これは子どもがウソをつかないということとは違います。そういうときも、ウソをつくにはそれだけの理由がある、と信じる、ということなのです。


ここまで子どもを信じられるかどうか。
なにかあったときに娘に「お前を信じている」と何回か行ったことがあるけど、単にかっこつけていっただけかもしれません。
今は、幸いにも子どもが信じられないと思ったことはありません。

こどもがいじめの被害をうけないために親として気をつけるべきこと
■ふだんから、子どもの自己評価を高めるような関わりをする。
■何でも親に言える関係を作っておく。
■そのためには、子どもの話を聞き、子どもなりの努力を認め、信頼関係を築いておく。
■注意や叱責の繰り返しは、ある程度の信頼関係を築いたうえでないと、効果がないばかりか、逆にコミュニケーションを断絶させる危険があることを知る。
■もし子どもが何かを相談してきたり、相談したそうなそぶりを見せたりしたときは、時をおかず、しっかり話を聞く。


こういうことは知っておくほうがいいと思いますが、実際のとこどうしたらいいのかな。

【今の私にできそうなこと】
■子どもを信じて「見守る」
■子どもが寄ってきた時(=甘えてきた時)に「しっかり話を聞き(=否定せずに)」そして受けとめる。
■そして、親としての正直な思いを子どもに伝える。
■子どもの「心」を考える
■家を子どもがほっとできる(=安心できる)場所にする。

これからもこれらを意識していきたいと思います。

都合のいい時だけ頼ってくる、と言いますが、子どもはつらいからこそ、最後は親に頼ってくるのです。断絶しかけたコミュニケーションを回復するには、そのように頼ってくる、わずかな甘えを、大切に育てていくのが、ポイントです。


子どもが思春期になると、「自立」を意識してしまいます。
この本を読んできっとそうだと思ったのは、「自立」と「甘え」は違うのではなく、「甘え」をいかに受けとめられるかが親として意識改革を求められていることではないのかという事です。

最後に帰って来るところが親であるなら、この家に居場所があるという事が大切なんだと思います。
自分の居場所がないなんて大人でも耐えられません。
ひょっとしたら、親が幸せを感じるということが、一番なのかもしれませんね。
  
         



  

このエントリーは、2010年4月13日にUPしたものを修正しています。
  
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    No title

    これって子供相手の話ではなくて実際の人に対する常識的なことですよね(*´∀`*)
    何故か大人になったり親になるとそれを忘れる人が多いんですよね(´・ω・`)
    自分も子供から大人になったのを忘れるんでしょうかね(*ノ∀ノ)

    虫@貯蓄さんへ

    10カ条。確かに常識的なことですね。
    でも、うさみみはできてない事もあるなと思ったので、ブログに書いておこうと思いました…。


    >自分も子供から大人になったのを忘れるんでしょうかね(*ノ∀ノ)

    人はいつもいつも聖人のようにはふるまえないのだと思います。
    ここぞという時に、これが意識できているのかが、子育てにおいても、対人関係でも問われるのではないでしょうか。

    No title

    すごい共感する部分があります。

    私も一応子育ては終わってると思われる年齢ですが、大きくなればなったで心配の種は尽きませんね(笑

    うちもいろいろありましたよ。部活でのこと、いじめのこと、進学のこと。

    その時々で私も親として心を傷めたこともありました。感情的になったこともありました^^;

    でもいろんなこと乗り越えてきて思うことは、

    親も一人の人間なんだってことを子に見せ始めた時から
    いい関係が築けるようになってきたということです。

    言葉だけで、頭ごなしに理詰めにしようとしても子には響かないことがわかりました。

    時にはお手本を示して、時には親でも失敗するんだよ、と
    ありのままを見せる。

    お恥ずかしいことですが、人間同士のつきあいができてるかな~と少し思い始められたのが、つい最近のことで。。

    親も悩みながら自分の「個育て」していくのでしょうね・・

    りりぃ♪さんへ

    大きくなればなったで心配の種は尽きないですか。

    >でもいろんなこと乗り越えてきて思うことは、 親も一人の人間なんだってことを子に見せ始めた時から いい関係が築けるようになってきたということです。

    私もいろんな失態を娘たちに見せてきました。
    書けない事なかりです。

    言葉だけで、頭ごなしに理詰めにしようとしても子には響かないことがわかりました。
    私も人間同士のつきあいができるようになりたいです。
    プロフィール

    あり&うさみみ

    Author:あり&うさみみ
    40歳代です。

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