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家計簿からみたファミリーライフ(総務省家計調査年報24年 我が家の資産編)

  
他人の財布の中身は神秘のベールに包まれているからこそ、だれしも気になるところですよね。
他人の財布の中身というのは、他人がどのくらいの資産を持っているのかということです。
身近な人の財布を実際に見聞きしてしまうと、それはそれで比較の罠にはまり、優越感や嫉妬がうまれてしまいますよね。

全国の家計の平均であれば、その辺りの感情は少ないかも知れません。
総務省統計局では家計調査を毎年5月頃に公表しています。
統計調査といえば難しくて見てよくもわからないと思う人も多いかもしれませんが、総務省ホームページの「家計簿からみたファミリーライフ」は、図表をつかって非常にわかりやすくまとめられています。

この家計調査でみる、気になる「サラリーマン世帯の他人の財布」の中身をのぞいてみましょう。




<気になる他人の貯蓄は?>


総務省家計調査 家計簿からみたファミリーライフ 第5章 我が家の資産」では、二人以上の世帯の貯蓄や負債の状況が紹介されています。
総務省統計局の家計調査年報(家計収支編)平成24年ベース分を見ていきます。

【平成24年年報】
■二人以上の世帯の貯蓄の平均額は、1,658万円
■貯蓄現在高の順に並べた場合,全体の中位数は、1,001万円
※貯蓄現在高が100万円未満の世帯の割合は10.6%


他人の財布ー1

20代、30代の方は、他の家庭はそんなに貯蓄があるのかと思われた方が多いかもしれません。
でも、平均年齢が40歳代後半なので、そんなに悲観する事はないと思います。
むしろ何歳でこの数字を超えれるかという1つの目標として使えるかも知れません。

ここで注目すべきは、このグラフの形です。
貯金が少ない世帯の割合が多くなっていて、貯金が多い世帯の割合が少ないという結果です。
ここに平均額より中位数の方が少ない理由があります。
たくさん資産をもっている人の割合は少ないけど、彼らが平均値を押し上げているということです。

平均値はわかるけど、中位値とはなんなのでしょうか。
たくさんのデータを集めた統計を分かりやすく表すためによく使われるのが平均値ですが、左右に同じように広がる富士山のように分布しているときには平均値がしっくりきます。
しかし上のグラフのように貯蓄のように、左側から右肩下がりの偏ったグラフになるときは、平均は必ずしも実感と合ってこないのです。
このような場合には,額の低い方から数えた真ん中の世帯の額(中央値)が実感により合った額を示してくれるので「中央値」を見る場合があります。
中央値とは、額の低い方から数えた真ん中の世帯の額ということです。

中央値が平均値よりもずいぶん低いということは、資産をたくさん持っている人が平均値を押し上げていると分析することができ、逆に言えば資産が少ない人がたくさんいるともいえます。

ここで気になるのは、どの世代が平均値を引き上げているかということです。
普通に考えれば年齢を重ねる毎に資産は増えていくということですから、60歳以上の高齢者はどうなのかが気になります。

詳しいデータは、家計簿からみたファミリーライフには載っていないので、「家計調査年報(貯蓄・負債編)平成24年 貯蓄・負債の概況」を見ていきます。 
世帯主が60歳以上の世帯のデータです。

【平成24年年報 60歳以上】
■二人以上の世帯の貯蓄の平均額は、2,223万円
■貯蓄現在高の順に並べた場合,全体の中位数は、1,522万円
※貯蓄現在高が100万円未満の世帯の割合は6.5%


他人の財布ー2

前世代のグラフと少し雰囲気が少し変わっていて、平均値と中央値ともに増えています。
注目すべきは、やはり中央値です。
世帯主が60歳以上の家庭の半分程度が1500万円以上の貯蓄があり、3分の1程度が2500万円の貯蓄があるということになります。

現在の高齢者は、自力で3000万円以上の貯蓄があれば、公的年金を加えて余裕で逃げ切れるという話を聞きますので、25%くらいの家庭がこれに該当します。
平均値付近の2000万円もあればなんとかなるように思いますので、逆に言えば6~7割程度の家庭は苦しい老後なのかもしれません。
つまり中央値や平均値を追い続けても、老後は安泰とはいえないのかなと思います。




<気になる他人の貯蓄の中身は>


総務省ホームページの「家計簿からみたファミリーライフ」で掲載されているのは、二人以上の世帯の貯蓄現在高です。
過去の推移を見ておきましょう。

・平成14年  平均値1688万円(中央値1022万円)
・平成15年  平均値1690万円(中央値1027万円)
・平成16年  平均値1692万円(中央値1024万円)
・平成17年  平均値1728万円(中央値1052万円)
・平成18年  平均値1722万円(中央値1008万円)
・平成19年  平均値1719万円(中央値1018万円)
・平成20年  平均値1680万円(中央値 995万円)
・平成21年  平均値1638万円(中央値 988万円)
・平成22年  平均値1657万円(中央値 995万円)
・平成23年  平均値1664万円(中央値 991万円)
・平成24年  平均値1658万円(中央値1001万円)

それほど大きく変化している様子はありません。




<貯蓄の種類別の状況>


他人の貯蓄額は分かりましたが、その内訳はどうなっているのでしょうか?
そもそも家計調査における貯蓄のは、何が含まれているかを確認しておきます。
「通貨性預貯金」、「定期性預貯金」、「生命保険など」、「有価証券」、「金融機関外」に区分されています。

なじみの薄い言葉もありますので概略を解説しておきます。

・有価証券:国債、地方債などの債券、公社債投資信託、株式・株式投資信託など
・生命保険など:生保の積立型生命保険、損保の積立型損害保険、農協の養老生命共済、郵貯の簡保など
・金融機関外への預貯金:社内預金などへの預貯金

他人の財布ー3

二人以上の世帯の1世帯当たり貯蓄現在高(平成24年)は1,658万円でしたね。

・定期性預貯金が724万円と最も多く,4割以上を占めています。
・次いで「生命保険など」,通貨性預貯金,有価証券,金融機関外の順になっています。
・二人以上の世帯のうち勤労者世帯についても,二人以上の世帯と同じ順になっていますが,二人以上の世帯に比べ,定期性預貯金や有価証券の割合が低く,通貨性預貯金,「生命保険など」,金融機関外の割合が高くなっています。



実は、総務省統計局の貯蓄残高には「生命保険など」も含まれていて、不動産は含まれていません。
「生命保険など」は、いざとなれは解約返戻金などが使えるわけですから、確かに貯蓄ですね。

我が家では保険資産は総資産の集計に反映させていませんので、同様の家庭ではこの統計データと単純比較できません。
また不動産が含まれていない関係で注意すべきは、住宅ローンを抱えている家庭は借金を抱えていて家計調査でいう資産が少なくなるという点です。
逆に言えば賃貸に住んでいる人はこれから家賃を払い続けるのに対し、持ち家の方にはこれがありませんので、あとで一気に逆転されてしまうということです。
持ち家の方は家賃を前払いしている状態と言い換えても良く、その分現在の貯蓄残高がすくないだけなのです。
このあたり注意が必要です。

他人の財布ー4

二人以上の世帯のうち勤労者世帯の1世帯当たり貯蓄現在高を世帯主の年齢階級別に見てみます。
当たり前といえば当たり前ですが、年齢を重ねるごとに貯蓄現在高が増えています。
特徴としては、40歳代以上の年齢階級では定期性預貯金が最も多くなっていて、定期性預貯金は60歳以上が976万円で最も多くなっています。

ここにはデータがありまでんが、貯蓄現在高別に保有割合を見てみると、

■貯蓄額が高いほど、通貨性預貯金の割合が少なくなっている
■貯蓄額が高いほど、有価証券の割合が多くなっている

という傾向が見られます。

貯蓄額高いほど通貨性預貯金の割合が減っているのは、通貨性預貯金は普段の生活費や支出の予備として、支出に対応するための流動性を確保する事が大きな役割であるという事から考えると、自然なことです。
支出に対応するのに必要な資金は、支出レベルで差があってもある程度の「お金」があれば充分であるため、それ以外のお金にはできるだけ働いてもらうのが自然な考えです。
貯蓄額が高いほど有価証券の割合が多くなっているのは、貯蓄額が高いほどリスク許容度が高いことから、自然な事だと思います。





<気になる他人の借金は>


これはでは貯蓄を見てきましたが、他人の借金のことも気になります。

【平成24年年報】
■二人以上の世帯の負債の平均額は、469万円(うち勤労世帯は695万円)


他人の財布ー5

二人以上の世帯の1世帯当たり負債現在高は469万円で、そのうち住宅・土地のための負債が421万円と約9割を占めています。
また,二人以上の世帯のうち勤労者世帯の1世帯当たり負債現在高は695万円で、二人以上の世帯を大きく上回っていますが、これは二人以上の世帯のうち勤労者以外の世帯の中に住宅ローンの返済を終えた高齢無職世帯が多く含まれると考えられます。

負債額については、平均値はあまり意味がなさないと思っています。
人生最大の借金である住宅ローンを例にすると、住宅ローンを抱えている人は1000万円単位の借金をしている一方で、抱えていない人は無借金であるため、それらをひっくるめて平均をとってもあまり意味のある数字になるとは思えません。

他人の財布ー6

二人以上の世帯のうち勤労者世帯の1世帯当たり負債現在高を世帯主の年齢階級別に見てみると、30歳代と40歳代で住宅ローンと思われる借金残高が多く、50歳代や60歳以上になると住宅ローンの返済が進んでいることが想像できます。

総務省ホームページの「家計簿からみたファミリーライフ」を少し眺めるだけで、他人の家計の実態が少しのぞけたのではないかと思います。

家計簿からみたファミリーライフには他にも「第4章 年齢階級別に見た暮らしの特徴」が面白いと思います。





このエントリーは、2010年7月27日にUPしたものを修正しています。
 
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