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「心配症」と上手に付き合う方法(小さいことが気になる人の気分転換、克服)

  
  
「ストレスに弱い、すぐに不安を感じる」と自分のことを思ってきました。
自分でも情けないなと思いつつ、ストレスに強そうな人を見て羨ましく思うときもありました。
でも、ストレスに強そうと思っていた人が、心を壊しているのを目の当たりにすることがしばしば起こるようになりました。
同期でも数割の人が心を壊した経験があるようです。

そんな光景を見ていると、人間ってほんと分からないモノだなと思います。
自分もそう悪くなないんだと、割と肯定的に考えられるようになりました。
ストレスを感じない人はいないわけで、考え方の癖がただ「心配性」なだけなんですよね。
その事を自分が認めているからこそ、対応できることもあるのです。
「心配性と上手に付き合う方法(著者:大野裕)」を読みました。



<心配と不安の違い>


私はよく「不安」と言う言葉を使います。
これは特に言葉の定義を知って使っているわけではありません。
「心配」と「不安」はどう違うのでしょうか。

「心配」と良く似た心の動きに「不安」があります。心配と不安は違うのかと聞かれる事がありますが、これは一種、言葉の遊びのようなところもあり、大きくは、同じような気分、似たような感情といってよいと思います。
 ただ、心配の場合には「……が心配だ」というように、心配な事柄がある程度見えている事が多いように思います。それと比べて不安な気分のときには、対象がはっきりしないということが大きな特徴です。


あまり使い分けを気にしないで良さそうですね。
ここでは不安と言う言葉より、心配という言葉をメインに使ってみます。




<過去・現在・未来のどれに不安を感じるのか>


心配症と自覚している人は、何に対して心配しているのでしょうか。
対象は色々あると思いますがそれはそれとして、「過去・現在・未来」のどれかということです。

■(過去)過ぎた事をくよくよ悩む → あまりない
■(現在)今起こっている事にくよくよ悩む → 無くはないが逃げずに立ち向かうタイプ
■(未来)将来とか明日起こりそうなことを悩む → いろんなことを考えてしまい不安を覚える事がある

私の場合は、未来に対してとか、これからしようとする事に対して、いろいろ考えすぎるという「思考の癖」があります。
ここが自分が「心配性」であることを自覚しているポイントのようです。

改めて考えてみると、済んでしまった事をくよくよすることはあまりありません。
失敗もまた経験と考えられるタイプのようです。
もしくは大きな挫折をまだ経験していないのかもしれません。
これは、何に対して挫折と考えるかがあるのかなと思うんですが、このあたりが鈍感なのかもしれません。
よくわからないですが、どうも過去にたいしてはくよくよしないようなのです。

また、現在に対しては、「逃げても必ずいつかもっと大きくなって自分に跳ね返って来る」ということを、経験的に感じてきたのか、そういうポリシーを持っています。
これは常に意識の中にあります。
ここから、「自然の流れに身を任せる」といったスタンスにつながっている部分はありそうです。
割と代わり身も早いようで、ポリシーが薄いのかなと思う事もあります。

未来に関しては、かなり心配症です。
いつのまにか、「ものごとの表と裏を考える癖」ができてしまいました。
ものごとにはメリットもデメリットは必ずあるわけですから、そういう思考の癖を持ってしまうと、必ず不安感とぶち当ります。
不安の源泉を自分なりに自己分析してみました。
正しいのかどうかはわかりませんが、「思考の癖」を自覚する事は大切だと思います。




<考え方の癖>

「考え方のクセ」を変えようとしなくていい
私たちが何かを心配しいるときには、次の二つの場合が考えられます。
1つは、現実に困ったことがあって、その問題をどのように解決しようかと悩んでいる場合です。そのときに、問題があまりに大きくて、自分の力では解決できないのではないだろうかと思い始めると心配になっています。
もう1つは、ある人が、性格的に小さなことでも心配になるタイプだという場合で、これがつまり「心配症」ということになります。 


どちらも自分にあてはまっていると思います。
もっと楽観的に考えられたらと思うのですが、そうはならないこともしばしばあります。

そういう「考え方のクセ」は、そう簡単には変えられません。生まれつき考え込みやすいタイプの人もいますし、何度もつらい体験をしてとても慎重になっている人もいます。心配したり悩んだりすることが、自然な形で身についているのです。
 このようにいうと、「やはり自分はダメな人間なんだ。このまま変わらなければ、ずっと苦しいままだ」と考えて自分を責める人もいますが、そんなことは決してありません。大事なのは考え方を変えることではなく、そのバランスの取り方なのです。 


私は、生まれつき考え込みやすいタイプの人です。
時にこれを疎ましく思うときがあります。
でも、どうしたらそこから脱するのかわかりません。
ゆえに、「生まれつき」そうだと思う方が楽です。

どのみち変える事はできないと経験的にも思います。
そして、この本でもそう簡単には変えられないと書いています。
「バランスを取る」という言葉はとても好きです。
ものごとのメリット・デメリットの両方を意識することが、この考え方のクセと相性が良いようです。

要するに一方的に悪い方向ばかり考えるのではなく、意識的にメリットを探すという事です。
逆に、調子のよい話では、いいことばかり考えるのではなく、意識的にデメリットを探る事です。
よく、ブログでも「ゼロか百かの思考は嫌い」ということを書きます。
自分が生まれつき考え込みやすいタイプということにたいして、経験的に生み出された、うさみみなりの対処法なんだと思います。

「生まれつき考え込みやすい」ということにも、メリットもデメリットもあるということです。
それに、冒頭にも書きましたが、「ストレスに強そうと思っていた人が、心を壊しているのを目の当たり」してきたことで、ストレスに強い性格なんてたぶんない。
あるとすれば、己を知り自分なりの対処法を自分で考え身につけることだということではないかと思います。

ふだんは楽観的に見える人が、ふとしたはずみで心配で仕方がなくなることもあります。そういう人はかえって、悩むことに慣れていないので、それまでの体験したことのない感情に戸惑ってしまいます。
「こんなことで悩むなんて、自分はいったいどうしたのだろう」と自分自身を疑ってしまいます。自分が何かを心配するなどということはありえないと考えて、自分が悩んでいること自体を否定しようとします。
 悩んでいる自分が情けなく思えて、弱気になっている自分を責める事があります。


そういうこともあるようです。
心配症と悲観的とはイコールではないと思いますが、何事に対しても楽観的ではないと思うので、このあたりのことはいまいちピンとこないです。

「不安を感じる自分を認める」ことは、とても大事なことではないでしょうか。
自分と向き合う上で、これを認める事が出来ると、意外に楽になります。
そういうものだから仕方がないと思えるし、それは確かに低い位置かもしれないけど、それ以上は下がらないはず。
それを認められなければ、それ以上下がって心を壊す事もあるのかもしれないと思いました。





<心配の種を育てないように>


心配症と上手に付き合う方法について考えてみます。
一番大切な事は、どんなことでもやりすぎないことです。
つまり、「心配しすぎない」ようにするためにはどうすればいいかということです。

■「ストレスがたまっちゃって」と口にだしてみる。
■無理に動いて不安をかきたてない
■何が心配なのかを、はっきりさせる(書きだす)
■心配なことを思い切ってやってみる
■それでも心配が消えない時は、「逃げる」ことも悪いことではない


ストレスがたまった時に、それがどんなものか周りの人に正確に伝えようとするより、「ストレスがたまっちゃって」のように曖昧な表現の方が相手に上手く伝わる事があるということのようです。
人間関係のパワーのは、なんとなく通じあえたと感じると、それだけで気持ちが楽になるもののようです。

なんとかしようともがく(前進する)より、ちょっと立ち止まったり、後退してみることも考えてみることも大事なようです。
動かない事で不安になるけど、時間が解決することもあるということでしょうか。

「何か心配なのかをはっきりさせること」は、とても大切な事だと思います。
心配症であるがゆえに、ここは得意な方です。
頭の中で考えるだけというのは、かなりつらいし、出口をみつけるのは難しいと思います。

例えば、「書きだす」とか「身近な人に話してみる」とか。
他人に話すことで他の視点が得られるとか、理解してもらうことで楽になる事があるでしょう。
(でも、なんでも他人に言えるものではありません。)

書きだすことと、頭で考えることは、どちらも他人の視点をもらうことではなく、自分の中での対応になります。
どちらも同じことの様ですが、文書化する事は意外に効果があります。
ブログを書いている人には自明かもしれませんが、文書にするにはある程度まとめないといけないという作業が必須です。
今こうしてエントリーを書いている行為も、頭の中で思う事をごちゃごちゃとそのまま書けば膨大な文字数になるだろうし、まったくまとまりがないだろうと思います。
書くことで頭の中が整理されていく中でスッキリすることもしばしばあります。
書く事が苦手と言う人もおられると思いますが、上手く書く必要はないのです。
私も苦手で下手ですが、自分の考えをまとめるにはとても良いと思っています。
文書は下手でも、しっかりと想いが伝わればいいのではないでしょうか。

「心配な事を思い切ってやってみる」というのは、経験的にありだと思います。
向き合うのか向き合わないのかということですが、向き合わなければ不安は消えるというものではありません。
向き合って失敗する事もあるだろうし、取り越し苦労だったということもあります。
どちらにせよ、次の段階に移るわけですから、ちょっとづつでもやってみるのは悪くないかもしれません。

「逃げても必ずいつかもっと大きくなって自分に跳ね返って来る」という考えは、意外に過去はくよくよしないという性格を生かした対処法だと思っています。

このことの反する事に、「逃げるのは悪いことではない」というのがあります。
これは常に逃げるのが正しいではなく、「逃げる事もあり」と言う意味です。
心配しすぎないことが大切ですが、心配の悪循環に陥りそうな時は、逃げるのもありでしょう。
「逃げない」という呪縛で自分を縛るのは愚かですから。




<プラス思考とマイナス思考>

今の世の中では、いろんな局面で「プラス思考でいこう」「前向きにチャレンジする姿勢が大切」だと言われますが、私は必ずしもそうは思いません。ものごとにも人間にも、何でもいい面と悪い面がありますから、基本的にはその両方をバランスよく見ていけるような、幅の広い視野、柔軟な頭が一番いいのだと思います。 ただし、不安が強いときや気分が落ち込んでいるときには、何でもマイナス方向、後ろ向きに考え方が狭くなっていきます。そんなときには、ものの見方や考え方を意識的にプラス方向に向けていくことによって、少しでもバランスを取り戻してもう一度視野を広げていく必要があります。


「バランス」という言葉がとても大好きです。
大好きな「バランス」ですが、これほど難しいことはありません。
言うがやすし、実際はどれが最適バランスかなんてわからないことが多いです。

でも、大切なのは「最適バランスを探すこと」だけではありません。
むしろ、「プラス思考には慎重さを、マイナス思考には案ずるより産むがやすしを」といったような、逆のベクトルという意識を持つ事が、現実にできることだと思います。

「最適バランス」のような最高を目指してしまうと、出口がせまくなります。
もちろんそれができれば最高です。
でも、難しい事を目指すより、とりあえずベターな方向に歩んでみるのが現実的です。

「あきらめる」、「妥協する」という言葉があります。
とてもマイナスイメージの強い言葉です。
でも、「一段下で妥協する」とか「この程度であきらめる」というのは、言い換えれば「そこで達成(成果)が得られる」という事ですから、必ずしもマイナス思考ではないのかなと思うようになりました。





<しゃあないやん>


ちょっと投げやり的な言葉に「仕方がない」があります。
関西では、「しゃあない」、「しゃあないやん」ですね。
「仕方がない」という言葉は、心の負担を軽くする不思議な魅力がある言葉です。

しかし、この言葉。他人から言われてもあまり効果がありません。
むしろ、理解してもらえていないと思ってしまうかもしれません。
「しゃあない」は自分がそう思えなければダメな言葉です。
自分が仕方がないと思えれば、それは1つの出口となりうると思います。

バランスを取るというのは、「ああでもない、こうでもない」だったりします。
「一体どっちやねん」と思う人もおられるかもしれませんね。


  




 
このエントリーは、2010年7月6日にUPしたものを修正しています。
   
  
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    No title

    コメントを書いてたら、長くなりすぎたので、
    自分のブログに書きます。

    No title

    身内が不安神経症と十二指腸潰瘍を患ったことがあるんですが、
    この二つには相関関係があるのかもしれません。
    うさみみさんも十二指腸潰瘍を患ったことがあるので、
    もしや、その気があるのかも知れませんねぇ。

    40歳無職さんへ

     
    とりあげていただきありがとうございます(^^♪

    さすらいの旅犬さんへ

    不安神経症というのがあるんですね。
    不安に押しつぶされる事はないとは思っていますが、こればかりは分からないですね。

    先々のことをあれこれ考えるタイプなので。
    まじめでなくてよかったです(笑)

    プロフィール

    あり&うさみみ

    Author:あり&うさみみ
    40歳代です。

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