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つらい気持ちを貯めこまない50の方法(精神的につらい、人生がつらい、仕事がつらい)

  
  
「つらい気持ちを貯め込む」
考えてみるとあまりないと思いながら、十二指腸潰瘍になったことを思い出しました。
自覚のないつらい気持ちというのがあるのでしょうね。
むしろ自覚がない方が多いのではないか。そんな気がします。
「つらい気持ちをためこまない50の方法 (著者:土沼雅子)」を読みました。





<自分の意見を言えますか?>

 自分の考えや意見を言わないことぐらい、誰もが経験しているかもしれません。でも、それが習慣化してしまうと、いろんな気持ちや思いが心の中にたまっていきます。
こうして、心がどんどん重くなっていくのですね。
何でも「はい」といってしまう。
それが、私がかつて経験したことでもあります。
私はもともと、自分の気持ちを抑えて、相手の反応に合わせる非主張的なタイプだったので、毎日のように気持をためこんでいました。


私の場合は、主張的なタイプなのでものすごく貯め込むということはありません。
それは相手に気を遣うないという意味ではなく、相手がどう感じるか気になるタイプだと思っています。
自分の中で言いたい事を貯め込む事ができないから、主張するのかもしれません。

相手は、周りはどう思うだろうと考え始めると止まらない時があります。
「相手の反応にビクビクしながら、それでも貯め込まずに言う」そんな感じなのです。
言い方は工夫しますが、言いたい事はそれなりに主張する、主張タイプという感じですね。

とことん気持ちを貯め込む人のことは、正直に言えばわかりません。
「自分の考えや自分の気持ちを素直に伝えること」というのは、決して悪い事ではありません。
「協調性」という言葉はありますが、自分を抑えて相手に合わせるということでは、本当の協調性とはいえないと思います。
それは、ただその場を無難にやり過ごそうとするだけ。
それで自分が壊れてしまうのであれば、とても残念なことだと思います。

ただ、言うが易しですね。ほんとに、協調性というのは難しいです。
相手に伝えるには、自分の思いを言葉にしなくてはいけません。
どのような言葉かによって場が変わるのはいうまでもありません。







<抱え込み易い感情とは>

感情にはさまざまな分類法がありますが、ここでは次の4つに分けてみます。
「満足感・幸福感」「悲しみ・うつの感情」「恐怖・不安」「怒りの感情」です。
なかでも貯め込みやすいのは、「満足感・幸福感」以外の3つです。
(中略)
なかなか自覚しにくいですが、これらの中で、「含まれている比重」が高い感情があります。それは「怒り」の感情です。実は、「イヤだな」「賛成できないな」という気持ちも怒りのひとつです。自分でも怒っているということに気づかずに、気持を貯め込んでいる場合があります。 


自分が今どんな感情をもっているかを考える事が大切なのだそうです。
「つまらない」「退屈だ」「無駄だな」「強情だな」「誤解だ」「恥をかかされた」など小さな苛立ちや批判も怒りに含まれるという事のようです。

そうしたことは、正直あまり意識してませんでした。
相手がそういうそぶりを見せた時はなんとなく感じますよね。
であれば、相手にそういうそぶりはみせないようにしていることもありそうです。

こうした小さな怒りを貯め込むということは、私にもあるはずです。
良く考えると、「怒りをぶちまける」ということはあまりないというか、無意識に避けています。
「自分の意見を主張すること」と「自分の怒りをぶちまけること」とは、自分の中で無意識に区別しているのでしょう。
だとすると、いつのまにか貯め込んでしまっていることは十分にあるんだなと思いました。


怒りの感情は期待との関係で生まれます。怒りが生まれたときは「相手に対して何らかの期待をしている」と考えてみましょう。実はここの、怒りを生じにくくさせる秘訣があります。


相手がこちらの意図と違う行動や言動をした時に、意識している事は、なぜこの人はこんな行動をするのか(こんなことを言うのか)を想像するようにしています。
相手の立場を100%知る由はありませんが、少しは想像できるはずです。

仕事柄、苦情処理をすることが多いわけで、立場が上がればあがるほど相手との「折衝」が増えてきます。
そういう経験から、まずは相手のいうことを聞くという癖がついています。
自己主張するタイプなので、相手が言う事を一方的に聞くのは苦痛な時がありますが、少しづつ慣れれ来ています。

この本では、「相手に何を期待しているのか」を問いかけようと書かれています。
そうすることで、怒りの元となる自分の本心に気づくということのようです。
上記のように「相手は?」という意識はありましたが、「自分は?」という意識は欠落していたなと思いました。
相手の立場がどうでどう思っているのかを想像するだけではなく、自分が相手に期待しすぎていないかを考えることも大切なのかもしれないと思いました。






<気持ちを言葉にだすこと>

気持を伝えない代償は大きい


ぼくたちは「否定的な感情を言葉に出してはいけない」という意識を持っているのではないでしょうか。
子どもの頃からそういう風に言われて育ってきました。
キレている人を見て、アイツは我慢できない奴だと思うわけです。

キレるのはちょっと問題だと思いますが、我慢大会の勝者になってもどうかと思います。
私も過去何度かキレたことがありますが、ストレスが貯まっていたという意識があったかといえば良く分かりません。
自分では言いたい事を言っているようで、実は気づかない所で我慢しているのかもしれません。

自分が言いたい事を言うと、相手にどう伝わるかが不安になります。
そういうことで言葉を無意識に呑み込んでいるのかもしれません。
どうやら、相手を傷つけずにすむ話し方、伝え方があるようです。


「私は」を主語にして話すのがポイントです。例えば次のように伝えてみます。
「私は今、イライラしているの」「私は今、がっかりしているの」「私は残念だと思う」
ネガティブな気持ちを伝えても、「私」を主語にしていれば、相手も一方的に責められているとは感じません。「やっぱりそうか」「悪いことをしたな」というように、謝罪の言葉を素直に伝えてくれることがあります。


そんなものなんですね。今はよく分かりませんが、工夫してみたいとおもいます。







<自分に優しくなれる考え方>


これまでに自己理解を深め、自己受容することが大切だとお話してきました。
自分で自分を受け入れ、認める事ができるようになると、不安や心配ごとも自分で消化し、対処できるようになります。(中略)実は気持ちをためこむ人の多くは、自己避難や自己批判しやすい人でもあります。


自己理解とは、自分の本当の気持ちを知ること。
自己受容とは、心の中で思っている感情と行動が一致した状態。

うーん。言葉としてはなんとなくイメージできるのですが、実際どういうことなのか、どうすればいいのか分かりにくいです。
心理学系の本を読んでいると、過去にさかのぼって原因を探るというのがよくあります。
人生の未解決な問題(=パールズ)というそうです。
「どんどん吐き出す」ということが、「本当の自分」に近づく大きな鍵なのかもしれません。

中年期に入った私が、気になるのが中高年のうつです。

中高年のうつの原因に多いのが、いくつもの役割に縛られて、本当の自分を生きて来れなかった事があげられます。40代終わりから50代の女性がうつになることが多く、男性の人数の倍近くいると考えられます。
これまで与えられた役割を演じてきた人、あるいは良妻賢母をやってきた人に多く「こうあるべきだ」と一生懸命やってきた真面目な方々ばかりです。
「自分の人生はこれでよかったのか」「間違っていたのかな」と考えた時、別の生き方が見えてきたり、本心に気がついたりして、深い心の底で絶望してしまうのです。


「絶望」これはそうなった人にしかわからないのかもしれません。
我が家も「絶望に近い時期」が何年かありました。
子育てと自分の人生の両立は、特に女性の場合、とても難しいのです。
上手くやっている人もいるかもしれませんが、それでも「自分の人生はこれでよかったのか」「間違っていたのかな」と考えない人はほとんどいないのではないでしょうか。

男性が稼ぎ頭の場合、これは単純です。
家族が生きて行くのに必要だから働くと単純化できます。もちろん、働かずに生計が立てられるのであれば、働く以外の方法でもよいでしょう。
ただし、単純がゆえに怖い面があります。
単純がゆえに逆に逃れなれないということになるので、長くその状態が続くと大変な事になります。
男性の方が自殺者が多いのはそういうことかもしれません。

「絶望に近い時期」と書いたのは、大袈裟かもしれませんが、大変な時期だったことは間違いないです。
それなりの時間が経過し、周りが見えてくると、どの道も平坦ではないということに気づきます。
少し出口が見えてくると、自分をより冷静に見つめられるようになります。
「それなりにやっていけばいい」というように考えられるようになったのだと思います。

そのような「自己否定」の世界から抜け出すのは、やはり「自己肯定」ということなのでしょう。
そこに向かうには、吐き出すしかないのかもしれません。
吐き出されたものを受け止める方は恐怖に固まりますが、毒が抜ける時期が必ず来ると信じるしかないですね。




 


<アサーティブな主張>


「アサーティブ」って下を噛みそうですが…、自分も相手も尊重したコミュニケーションができるということのようです。
本当にそんなことができるのでしょうか。
この本では、アメリカのバウアー夫妻が考案した「DESC」という方法を紹介しています。

「DESC」は、「自分の気持ちを表現しにくい場面」「意見を伝えにくい場面」で力を発揮する伝え方です。
Decribe:「相手の行動」を客観的に述べる
Express:「自分の感情」を表現する
Specify:相手に「行動変容」を頼む
Consider:自分が次にとる行動を伝える 


かなり細かいので、気になる人は本書を読んでみてください。
ポイントは、「D」では自分の感情は交えないこと。「E」では正直な気持ちを伝え、相手を責めないこと。「S]では小さな変化をお願いする、「C]では自分の次の行動を伝えるのがコツのようです。






<自分らしく>


「自分らしく」というのは理想です。
実際には難しいと思っています。というより「自分らしさって何?」とさえ思います。
それなりの役割を演じている自分は、自分らしいと言えるのでしょうか?

一生独身であれば、本当に自分らしく生きれるのかもしれません。
縛られない人が少しづつ出現しているように思いますが、独身の方ばかりです。
我々の様な、子どもがいる家庭はそれなりの役割を演じる部分があります。
この本はそうした家庭に対しての手ほどきが書かれているわけではなく、基本的には個人としてが中心に書かれているようです。

「与えられた役割に縛られなくてもいい」
「自分を愛することは、自分でない役割を演じるのをやめることです」
「心は正直です。心のつぶやきに耳を傾けましょう。もう人の期待にこたえなくていいのです」

これらは本当にそうだと思います。
ただ、この言葉だけを言われると、「そうは言ってもな…」となってしまいます。
自分の役割から逃れられないとしても、ほどほどの成果でよいのではないか。
柄ではない役割を果たさないといけない時も、ほどほどでよいのではないか。
ちょっとアレンジして考える必要はありますが、「こうでなくてはならない」からは開放されるように考えるのがよいのではないかと思います。

もう人の期待に答えなくていいのですのだって、人の期待通りの成果にならなくても仕方がないという感じで考えるものありではないでしょうか。
心というのは、意外にもどんどん変化して行くものではないでしょうか。
であれば、「こうでなくてはならない」という強烈な呪縛を少し緩めてやらないと、変化できなくなるかもしれません。

難しい事はわかりませんが、「心」についてはこれからも考えていければいいなと思います。


  




 

このエントリーは、2010年9月24日にUPしたものを修正しています。
  
 
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    No title

    怒りの感情は期待との関係で生まれますって凄く共感できます。
    旦那さんが飲み会続きだったため、怒っていたのですが
    先日の飲み会の時、もう怒る気も失せてしまい
    普通に過ごしてました。
    帰宅した旦那さんが、あれ?怒ってないの??
    もう自分の事どうでもよくなってしまったから、怒ってないの?
    って逆に心配してました。
    だったら少しは反省してほしいです(^^;)

    自分らしく生きている方は、他の方から見た場合
    マイペースと受け取られる事も多いようです。
    マイペースですね?と言われたら
    それは自分らしく(自分が思うままに)生活しているって
    事かな?もちろんマイペースという言葉も
    色々な受け取られ方がありますね☆

    もう一つのブログの方は、コメントつけてもやはり
    消されてしまう事があるようです・・・。
    事情は以前うかがっているので
    きっとまた同じ事が起きてしまったのかな?と思ってます。

    kirara☆28さんへ

    >怒りの感情は期待との関係で生まれますって凄く共感できます。

    普段は気が付かないけど、怒りというのは奥が深いですね。

    飲み会の1つのコミュニケーションだと思います。
    飲めないこともあるし、最近若い人は飲みに行かないので月1~2回くらいかな。
    たまにだから楽しい。


    >もう一つのブログの方は、コメントつけてもやはり消されてしまう事があるようです・・・。

    何度もすみません。
    先程も10件ほど英文のみのコメントを消していました。
    1年以上前の過去の記事におくられてくるので、その記事そのものを消せばいいのですが、蝕まれて屈した気持になるし、結局は別の記事にくるので、コメント削除欄から消しています。

    そこは名前とコメントの最初だけしか表示されないので、名前がアルファベットの方は見わけが付きにくいので消してしまっているようです。
    情報ありがとうございます。

    当方の対策については、気をつける以外にはありませんが、最近のkiraraさんからのコメントは記録にないので、100%消してしまっているというような現状では、今後も何度もやってしまうと思います…。
    (過去記事にもどり完璧に確認してから消せばないと思いますが、その作業に1日30分以上費やすのは無理なのです。)

    本当に、大変申し訳ありません。

    No title

    つらい気持ちをためこまない・・・現代ではかなり重要なことなのかもしれません。 最終的には記事の最後にある「自分らしく」生きていくということになるんでしょうけど、ほとんどの人はそうはできないのが実情でしょう。

    まず日本の教育では「自分らしく」生きることを認めていません。個性が大切と叫ばれながら結局は管理しやすい人間を大切にしています。

    私もたぶんにもれず、自分でいうのもなんですが「聞き分けのいい子」だったように思います。 それは大人、社会人になってからもかわりませんでした。 でもそうした生き方は社会には適合しているように思いますが本当に自分にとって幸せな人生ではないんだと思い始めました。 

    そう思ったのはもう20代の後半でした。><

    人間って普通に毎日をこなしている生活をしているとどうしても楽な方、習慣になっている方を無意識に選択しがちですから年齢をとるにつれて全く自分が経験したことのないことは足を踏み入れない傾向があります。 何かきっかけがないとこの楽な習慣からはぬけだせず、人生をなんとなく生きてしまいがちです。

    たまたま私は「本を読む」ということが好きだったのでそれがきっかけで自己改善できたと感じています。 できたといっても今の「自分らしい自分」「自分を肯定できる自分」という意識が持てるのに5年ほどの歳月がかかってしまいました。

    特に日本では「自分らしい自分」というと「わがままである」と誤認しがちですのでそこにたどり着くまでには自分で自分の殻を破る勇気が必要だと思います。

    今は「足るを知り、利他の心を忘れない」ことを考えて生きています。

    最終的にはこれに尽きるんじゃないかという思いです。

    takeshiさんへ

     
    >つらい気持ちをためこまない・・・現代ではかなり重要なことなのかもしれません。 最終的には記事の最後にある「自分らしく」生きていくということになるんでしょうけど、ほとんどの人はそうはできないのが実情でしょう。

    そうですね。
    周りを見ながら自分らしさを見つけていくのは難しいようです。
    自分らしさにもいろいろあって、ある程度でよいというか、あまり高望しないというラインを自分で設定するのが苦手なんでしょうね。

    若い時に周りの期待にこたえようとすれば、従順たることもある意味自然だと思います。
    しかし周りを意識しすぎると、自分が窒息することに疑問を持つその時にどうするか。
    最初から蝶になる必要はなく、現状に疑問を持てるだけの視野を広げていけるかどうかだと思います。
    それなりに経験を積まなければ視野は広がりません。


    おっしゃるように確かに日本人はそんなもんだという感じもします。
    そう決めつけることもなく時代は常に変わるものだとも思います。
    まあ、もがけばいいんだと思います。例えみっともなくても。

    とにかくつらい気持ちを貯めこまないというのは表には見えないけど大事です。
    うさみみの場合、最終的には「これからは心の時代」と感じています。

    「足るを知り、利他の心を忘れない」というのも素敵な言葉ですね。
    すばらしいと思います。

    プロフィール

    あり&うさみみ

    Author:あり&うさみみ
    40歳代です。

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