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貯金がもたらすゆとりとは

  

家計氷河期の自転車操業から抜け出せない人(見栄・しがらみ・自尊心の呪縛を考える) 」が、いろんな意味で「ゆとりを失った状況に追い込まれている」ということから、貯金をすることの効果を考えていきたいと思います。


過去のいただいたコメントから貯金の効果に関係することを引用させていただきます。

■万が一失業しても数年はしのげるように準備をしています。
■うちの場合は、貯まっても大きな出費がある事も多くてまた残高が減る場合も多いですが貯めてなかったら、そんな時は大幅赤字になってしまいますから。結果的には貯金があってよかったなと思います。





<ころばぬ先の杖として>


貯金に励んでいる人には自明だと思いますが、貯金の効果としては「将来の支出に備えて」というのが一番に思い当たります。
私の場合、貯金しなければいけないと思った動機は、「結婚」でした。

(関連するブログ)就職そして未来を共に歩む人

それにしても「万が一失業してもなどの将来の危機に関する備え」という発想を意識して貯金してきた人はすごいと思います。
「ころばぬ先の杖」ということです。

私が若い時には、そういう発想を持っていませんでした。
そういう具体的な目的を意識していなかったわけですけど、結果的にころばぬ先の杖を手にしようとしていたということになりますか。
「結婚のため、子どものため」で始めた貯金であっても、結果的に「万が一失業しても…」のささやかな対策になっていたということです。
ということは貯金というのは、いろんな対策になりえるんですね。
貯金の動機は、その人の置かれた環境に大きく影響を受けるようです。

貯金の動機の中で、万が一失業しても…などの「ころばぬ先の杖」というのは、家計が危機的状況になったときの対策となるわけですが、「家計が危機的状況になる場合という発想」を家計が健全なうちに意識できるという点がすごいと思います。
少なくとも、私が就職したバブル崩壊期にはそういう発想を持てなかった人が私を含めて多かったのではないでしょうか。

「将来、車を買う為に」など短期の貯金目標ですと、その時期がきて支出するまでということになりますが、「家計が危機的状況になる場合」の対策としてというのは、常に備えなくてはいけないという意味で次元が違うように思います。
「万が一失業しても○年は生活できるように」というのは、「生活防衛資金」という言葉が使われているようです。
不況期に入っている今は、「生活防衛資金」という発想を受け入れやすい環境にありますので、そういう視点をもつことが重要ではないでしょうか。

「○年」のところは、あえて数字を入れていませんが、数字が大きければいいのかどうかも一考すべきですよね。
多ければ多いほど安心ですが、それだけ過去の生活を犠牲にしてきたということかもしれません。
人生のトータルで見て、それはいいことなのかどうかは、その人の考え方によって異なって来ます。
いずれにせよ、そういう視点を持ち、夫婦で考える事が大切だと思います。






<生活コストと生活防衛資金の関係>


「生活防衛資金」は、「万が一失業しても○年は生活できるように」という意識から来ている言葉です。

過去のエントリーのコメントからは、「半年から数年」で考えている人が多いようです。
これは次の仕事が見つかるまでの間の失業保険がもらえる期間にプラスして「半年から数年」の余裕が必要と判断している人が多いという意味のようです。

現在の不況期では、転職先の条件が悪くなる可能性も増えてきていますので、生活防衛資金の重要性はますます増してくるように思います。
生活防衛資金があるとないとでは、「心のゆとり」が違ってきます。
貯金の効果がすごいと思うのは、こうした「ゆとり」を産むからです。
次の就職先を探すまでの時間的猶予が十分にある事が冷静に対処できる環境となるわけで、それは単に時間的ゆとりがあるというだけではく、より冷静な対応がしやすいというところが大切ですね。


「ゆとり」と「安心」は、似ているところがありますが、違いもあると思います。
ゆとりがあっても完全な安心にはなりません。
それどころか生活防衛資金が圧倒的になければ、全く不安を感じないという安心には至りません。

では「ゆとり」には意味がないのかというと、現実レベルで考えるととても重要です。
例え10年分の生活防衛資金があろうとも、突き詰めて考えると一抹の不安は残ります。
そうした不安があっても「○年間の家計をたてなおす時間がある」という風に考える事ができます。
その間の過ごし方にとても大きな影響があるわけです。

数十年分もの長期間の生活防衛資金を確保して得た安心というのは、見方を変えればその為に現在の生活を削りまくったとも言えるので、人生トータルで見ると何か大きなものを失っている可能性もありそうです。

現在の支出と将来の支出と生活防衛資金のバランスには万人に共通する正解はないと思います。
でも、1つ大きな共通項があります。
それは、「生活コストが低いほど、貯金ができやすいだけではなく、生活防衛資金の効果が高まる」ということです。

年間180万円(月15万円)で生活できる人と、年間240万円(月20万円)で生活できる人と年間480万円(月40万円)で生活できる人では、当然、生活防衛資金の効果が違います。

生活防衛資金として1,000万円を貯めたとします。

■年間180万円(月15万円)で生活できる人⇒1000÷180=5.6年分
■年間240万円(月20万円)で生活できる人⇒1000÷240=4.2年分
■年間480万円(月40万円)で生活できる人⇒1000÷480=2.1年分

同じ1,000万円の貯金の効果を考えても、生活コストがかかればかかるほど「万が一収入が途絶えたとしても○年は生活できるように」の「○年」の数字が小さくなります。
逆に、生活コストが少なければかかれば「○年」の数字が大きくなります。

このことを意識するとしないとでは、ゆとりに関する考え方も違ってくるのではないかと思います。

例えば、支出を多くすれば、時間をお金で買うなどの「ゆとり」を得る事が出来ます。
大きな車を買えば、乗車中の体の負担もストレスも少なくてすみます。
他の人よりいい生活をできているという実感も「ゆとり」のひとつと考えることができるかもしれません。

支出を少なくすれば、貯金が増えやすいので、将来の金銭的なゆとりが生まれます。
貯金が増えれば、転ばぬ先の杖を手に入れやすくなります。
また、生活コストがかからない分、不測の事態で収入が減ったとしても影響が少なくなります。
そうしてお金の心配を減らしていくことで生まれる「心のゆとり」もとても重要だと思うんです。

いろんな「ゆとり」があると思いますが、何を求めどのようなバランスをとっていくのか。
それにはまず、いろんな視点を持つ事が大切なのかもしれませんね。





<貯金する人はセコイ?>


<これまでにいただいたコメントより引用>
■夕飯は、すべて惣菜を買って働く主婦は 時間がないと・・・まさに借金があることに 活力になるような感覚に走り、私のように 専業主婦で 今の収入の中でうまく回してる人が いかにも せこいという



まさに視点の違いが浮き彫りになっている事例です。

貯金に励んでいる人はそれなりの目標を持っていますので、「セコイ」の一言で片づけられるとつらいものがあります。
私はコメント主さん側の感覚とほぼ同じなので、セコイとは思いません。
一方で、貯金に励むということは、現在と将来の支出のバランスを考えた時に、将来の為に現在を犠牲にしているという見方もあります。

「借金が活力になる」という発想は、私にはわかりませんが、「家計氷河期の自転車操業から抜け出せない人(見栄・しがらみ・自尊心の呪縛を考える) 」の知人も似たような感想をおっしゃっています。

素直に解釈すると借金を返す事が働く活力になるということのようです。
私も住宅ローンの繰上げ返済をしていた時には確かにテンションが高かったのですがそういう感じでしょうか。
そう考えればそういうテンションがあることは確かですが、活力を得るために消費し借金するということであれば、ちょっとずれているような気がします。

ところで「貯金をするのはセコイ」ものなのでしょうか?
ただ貯金額を増やすことだけが目的だとすれば、それに終始する姿は他人から見て「セコイ」と映るかもしれません。
交際費も一切つかわずにおごってもらおうとする人を見たとすれば、さすがにだれもがセコイと思います。

「貯金=セコイ」というのは短絡的な発想だなと思いますが、その場の状況でも違ってきますし、そもそもその人の考え方や価値観次第なところはあります。
その人の価値観で見て判断する訳ですから、あくまで他人の評価です。
自分の価値は他人が評価するものではないわけですから、セコイと思われようと見解の相違くらいに解釈するのが精神的にいいかもしれませんね。

私は、自分が必要だと思うときはお金を使います。
でも必要だと思う判断基準は、他の方に比べて厳しいようなので、私を「セコイ」と思っている人は少なからずいるかもしれません。
家で作った黒ウーロン茶をペットボトルに入れて持って行っていますが、これをセコイと思う人もいるでしょう。

他人と価値観が違うから「自分」なんだと思うので、普段はあまり気にする事はないです。
現場に出て暑い日には、部下に自販機で買った缶コーヒーやお茶をふるまう事もあります。
ちょっとした見栄かもしれませんが、素直に熱射病防止やごくろうさんの意味合いで、必要な支出だと思っています。
「セコイ」というのは、環境や価値観によって一定ではないのかもしれませんね。







<貯金の目的>


「セコイ」の話は、人間の感情の話なので、結論を出す必要はなさそうです。
では貯金の目的にはどのようなものがあるのか、考えてみたいと思います。

現在生活するための支出は、仕事収入や不労所得などから得る収入からまかなうとして、そうした収入から貯金する目的を考えてみます。

■将来の生活費のため(教育費や趣味費なども含む)
■緊急事態に備えるため(生活防衛資金など)
■将来の安心感を得るため

が挙げられそうです。

将来の支出に備えるということは、限られた収入の中で、現在の支出と将来の支出のバランスを考えて貯金額を決定するということだと思います。
ですので、将来のために貯金額を多くすれば、現在の支出を絞る必要が出てきます。
これも人によってバランスが異なる事です。

人それぞれと言ってしまえばそれまでなのですが、実際の経験から言わせていただけば、年齢を重ねるごとに将来の支出の予測はしやすくなっていきます。
子どもの人数や子どもの進路、給料の額や支出額などの予測なども、年齢を重ねるごとにより精度の高い予測データ(=もちろん完璧でなデータはなく、だいたいそんなものかなというくらい)が集まってくるわけですから、年齢を追うごとに、現在の支出と将来の支出のバランスを考えやすくなっていくのが自然です。
もしそうではないのであれば、まだ重要な人生の選択が未確定であるのか、将来の事を意識していないのか、現在の支出レベルを把握していないのか、生活のリズムが構築できていないということかもしれません。

とにかく高齢になってから将来の支出に対応できないと分かっても、それまで失った時間は帰って来ません。
若いうちに、とてつもなく予測が困難な未来に備えるという意識を持つ事は難しい事かも知れません。
人生なんてどうせ完璧に設計できないわけですから、若いうちから先々のことを考える必要はないという考えもあるかもしれません。
それでも、漠然としてでもいいから将来の事を意識するようにしたいものです。

経験上の実感として、そういう習慣は時間をかけないと自然に身につかないし、積み重ねってやっぱ大切なんだと思うんです。
習慣になってしまえば、あとあとすごく効いてきます。
じわじわ効果が表れるというか、いつの間にかこんなとこまで来てたのかという感じです。

逆に、将来の事を意識しない時間を積み重ねると、急には変われなくなってきます。
それだけ積み重ねは大きいものなんです。
「もう遅い」これが悪循環サイクルに陥る最も怖い入口です。
「向き合ってこなかった」人が急に意識しても、当然出遅れます。
もう既にさんざん出遅れているのわけですしね。


「将来の生活費のために貯金すること」は、「緊急事態に備えること」にもつながります。
そうしたことが進めば進むほど、「将来の安心感」にもつながっていきます。
いずれにしても、何十年という時間の中で、貯金と支出のバランスを考えていくことが、「自分なりのゆとり」を将来の自分にプレゼントすることになると思います。

私はアラフォーになりましたが、過去の自分からのプレゼントによって、ささやかな「ゆとり」を感じています。






このエントリーは、2010年10月22日にUPした記事を修正・追記しています。
  
  
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    No title

    前にも書いたかもしれませんが、
    私が最初に学生時代に200万円の貯金をつくった理由は、
    「万が一失業しても○年は生活できるように」というのにかなり近く、
    万が一会社勤めが嫌になった時に、ちゅうちょなく辞められるように、
    というものでした(^^)

    それが発端で、現在のリタイア資金となっていったのですから、
    ある意味初志貫徹です(爆)

    mushoku2006さんへ

    大学生から、将来失業したらなんて考えていたのはびっくりですね。
    うさみみは遊びまくってましたね。
    貯金の意味なんて深く考えた事もなかったです。
    プロフィール

    あり&うさみみ

    Author:あり&うさみみ
    40歳代です。

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