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    12歳からはじめる賢い大人になるためのマネー・レッスン(品格あるお金の作法)

     

    「12歳からはじめる賢い大人になるためのマネー・レッスン(品格あるお金の作法) 著者:伊藤宏一」を読みました。
    お金に関する事は欧米の教育が進んでいると言われていて、この本では米国や英国のパーソナルファイナンス教育からいろいろな知恵を学んで書いているということです。

    ・お金って汚いと思う?
    ・将来の夢を考えライフプランを作ってみよう
    ・貯蓄をしよう
    ・お金の予算管理をしよう
    ・お金を借りるってどういうこと
    ・いざというときに備えよう~保険のこと
    ・税金と社会保険を考えよう
    ・投資って何だろう
    ・仕事と資産を考えよう
    ・地球環境を守るためにお金を使おう



    子ども向けの本なのでわかりやすく書かれているのですが、今の大人でも知らない人が多いと思います。
    欧米では12歳からレベルということなら、日本ってかなりヤバイと思いつつ、じゃあこれだけのことを娘達に理解できるように伝えられるかというと難しいと思いました。
    この本を娘が手にとって読まないかと期待したものです。
    私の借りる本は、娘もチェックしていますし。





    <お金を貯めよう>


    「貯金」を子どもに説明する時、あら、こんな表現があるのかと感嘆しました。

    貯金がもたらすゆとりとは」で次の様に書きました。

    現在生活するための支出は、仕事収入や不労所得などから得る収入からまかなうとして、そうした収入から貯金する目的を考えてみると、
    ■将来の生活費のため(教育費や趣味費なども含む)
    ■緊急事態に備えるため(生活防衛資金など)
    ■将来の安心感を得るため
    が挙げられそうです。


    これを子どもに伝えるとしたら、「貯金=将来のため」ということでしょうか。

    レッスン2で考えたライフプランでいうと、ずっと先の自分の大学教育資金や結婚資金といったものですね。つまり将来まとまったお金が必要になるので、今からそのために貯蓄するのです。親に全部頼らず、自分の生活に必要なお金は自律的に自分でなるべく作っていく、という姿勢は大切です。
    いずれにしても、貯蓄は「自分の未来からの請求書への支払い」です。ですから貯蓄すると自分の未来が明るくなります。


    「貯蓄は自分の未来からの請求書への支払いです。」という表現はうなりました。
    確かに分かりやすいかもしれないと思いました。
    単に未来の支出のためと伝えるよりも「必ずある将来の支出をより強く意識させる言葉」だと思いました。
    それがうなった理由です。





    <貯蓄の法則>

    第二の質問です。
    次の式のうち、お金が貯まるのはどちらの方ですか?
    A 収入-支出=貯蓄
    B 収入-貯蓄=支出
    Aの式は、「お金が入ってきたら、まず使って、残ったものを貯蓄にまわす」という意味で、Bは「お金が入ってきたら、まず貯蓄分をとって、残りの支出のやりくりをする」という意味です。


    これは貯蓄や貯金に関するお話では、どこでも語られる事で、答えは「B」です。
    「先取り貯金」が有効な理由としてあげられる場合が多いです。

    (関連するエントリー)天引き貯金(先取り貯金)の有効性

    大人が「先取り貯金」という手法論に傾斜するのに対し、子どもはそもそも「何で貯蓄しないといけないのか?」ということが知りたいわけです。
    それはなかなか難しい問いです。

    式Aとしての話では、たくさん給料をもらう人でも貯金が少ない人がいて、それは使っちゃうからだよね。
    式Bのとしての話では、Aと対比して、お小遣いや給料が少なくても、Bの式を実行できれば、必ずお金が貯まるという風に伝えます。

    「お金が入ってきたら、まず貯蓄分をとって、残りの支出のやりくりをする」という言葉の中の、「まず貯蓄分をとる」というのは、必ず必要となる「自分の未来からの請求書への支払い分」をまず取っておくということと、残りで「やりくり」するということを意識させるという意味合いを持たせます。

    お金が入ってきたら、まず貯蓄にまわすこと。これを英語では「Pay yourself first(まず自分自身に支払いなさい)」といいます。あるいは「Pay your future first(まず自分の未来に支払いなさい)」といっていいでしょう。


    英語ではこういうというのが、この本のどの章にもでてきます。





    <時間を味方につける>


    貯蓄の5つのポイントとしては、
    ・貯蓄目標を立てる
    ・支出の予算管理をする
    ・お金を借りない
    ・時間を味方につける
    ・利息を味方につける
    が挙げられています。興味ある人は読まれてみてはいかがでしょうか。

    (関連するブログ)時間の持つ強大な力(貯蓄生活を早く始める)

    ちなみに、「時間を味方につける」では、英語では「Start saving young(若い時から貯め始めよう)」と表現されています。
    こどもの頃からある程度貯金の習慣を持っているととても強いです。

    この五つの中で、子どもにとって一番大事なのをあげよと言われれば、「時間を味方につける」ということを選びます。
    若さという強みを生かせるという点につきます。
    スタートが早ければ、後から気が付いた人がどんだけ頑張っても簡単には追い付けないというのが貯金の世界です。
    逆に言えば、時間を味方にできなければ資産形成などおぼつかないということであり、時間だけはさかのぼれないのです。

    他の章も読んでいてためになりました。
    特に知らない事はありませんでしたが、表現がすばらしいと思う所がいくつもありました。
    子どもには難しいとは思いますが、全部理解はできなくても、頭の片隅に残っていればどこかで知識につながるはずです。
    全く何も知らないで年齢を重ねるより、こういう本を子どもの時にいくらか読んでおく方がきっといいんだろうなと思いました。


     
     




     
    このエントリーは、2012年12月8日にUPしたエントリーを修正しています。
    このエントリーは、2010年10月29日にUPした記事を修正しています。
      
    「貯金生活を始めよう」の見出しへのリンク⇒エントリー一覧(ホームページ)へ 

        
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    テーマ : **暮らしを楽しむ**
    ジャンル : ライフ

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    No title

    12才からのマネー講座・・・・難しい気もします。

    僕が、12歳のころなんか、お財布の中に入っているお金を、
    漫画に使ったり結構、無駄にぱらぱら遣ってしまった気がします。

    無ければ内で家に帰ってくればなんでも飲み物があるし(牛乳と父親の缶ビールくらい?後は母親が作ってくれた麦茶ですね)

    って感じでした。


    貯蓄の5つのポイントとしては、
    ・貯蓄目標を立てる
    ・支出の予算管理をする
    ・お金を借りない
    ・時間を味方につける
    ・利息を味方につける

    なんてことは12歳ではまったくなかったですねぇ・・・

    矢向さんへ

    >12才からのマネー講座・・・・難しい気もします。

    確かにこの本を読んでいて、うさみみの過ごした子ども時代ではほとんどなかったなと思いました。
    読んでいて欧米ではそうなのかなと思っても、実際そこまで理解できるのかという風にも思いました。

    現実に娘がその年になっていますが、いくつかは既に理解していますし、こちらもある程度意図して家庭教育をしている部分もあります。

    僕らの世代でも成功している人は早くからいろんなことをしっていたし、親に教わった教訓が生きている人も多いですよね。

    日本の現状が遅れているのが事実としても、それに甘んじていては、こんなブログを書いている価値が少しもないと思っています。
    少なくともこちらのサブブログは、将来の娘への手紙のつもりで書いていますので。

    実際は、難しいんです。子どもに興味があるように話すのは。
    「夫婦の会話を子どもに隠さない」これが最高のやり方の1つではないかと思います。
    教えると言う感じではないですが、押しつけでもないです。

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